2011年、冬。
東日本の住民の食事は...
市民放射能測定所で食材の検査をすることから始まる。
...なんちゃって。
なんだか陳腐なSF小説の登場人物になった気分だね。
いや、zoomaniaは大真面目です。 上野に出来た放射能測定器レンタルスペース、
ベクミル(台東区上野7-10-6)に行って来たよ。
持ち込んだのは、こちら。
赤坂の
マルエツプチ(赤坂2-14-27)でzoomaniaがいつも買っている、あきたこまちの無洗米です。 5kgで¥2,578。
ベクミル上野店で測定に使用しているのは、ドイツBerthold社製γ線スペクトロメーターLB2045。 測定に必要な検体の量は、350ccほどです。
料金は、初回に年会費¥500と、測定料が一検体につき¥3,980。 ...のところ、この週は米と粉ミルクのみ特別料金の¥2,980でした。
薄手のビニール袋に入れた検体をビーカーに隙間無く詰め込み、重さを測ったらいざ測定器へ。
初回はスタッフさんが手取り足取り教えてくれます。 分かりやすい手引書も有り。
待つ事20分...ドラムロール、プリーズ!
セシウムは0.0ベクレル! ...もとい、検出限界値未満でした。 検出限界値は、10ベクレルです。
画面左の数値がセシウム、右はカリウムだそう。
ベクミルさん、ありがとう。 さあ、家に帰ってご飯を炊こう。
折しも、この日に野田総理は福島第一原発の冷温停止を発表。 「冷温停止」の定義にはあちこちから物言いがついたものの、zoomaniaは「ああ、今以上に事態が悪化することはどうやら無さそうだ」と、この9ヶ月で初めて思えたのでした。