東日本大震災から7ヶ月。
復興に向けて、国民の心はひとつ...
...だったら、どんなにか良かったことか。
メディアは「絆」なんてキレイゴトを言うけどさ、実際は福島第一原発の事故は国民の間に大きな楔を打ち込んだ。
原発反対派 vs. 推進派。
情報を小出しにする政府 vs. 疑心暗鬼な国民。
被災地に留まって復興に尽力する人 vs. 子供の健康のために疎開する人。
被災地の作物を食べて応援する人 vs. 内部被爆を恐れて食べない人。
3.11が地震と津波だけの災害であったなら、こんな無益な対立は避けられたであろうに、本当に東京電力の罪は重いよ。
で、zoomaniaの旗印を明らかにするとですね、内部被爆を避けるべく被災地の作物は食べない派です。
外食の回数は減り、もっぱら自炊しています。 野菜は西日本か北海道のもの、肉&魚は西日本か外国産。 牛乳は豆乳に代え、現時点ではまだ22年度の米を食べている。 そして、今シーズンは松茸とジビエは諦めました。
正直に言うとzoomania、それほど自分の心配はしていません。 そんなに活発に細胞分裂するほど若くはないし、乳幼児を育てているわけでもないし。 誘われれば飲み会に行くし、頂き物は何でも有り難く食べてます。 どっちかというと、癌より先に動脈硬化系の疾患でくたばるタイプ。
それでもzoomaniaが食べない派なのは、国民の健康をないがしろにするこの国の大人たちに購買行動を通じて「NO」を突きつけるため、かな。
お上はいったいいつまで「暫定」基準値を続けるつもり?
学校給食にセシウム牛が出てしまったというのに、誰も逮捕されないし詰め腹も切らないのは何故?
生産者も地方自治体も小売業者も、「農作物は安全」というなら、なぜ放射能測定検査の結果を添付して売らないのだ。
乳業メーカーに原乳の産地を問い合わせても教えてくれないって、どういうこと?
そして街の食べ物屋さん。 放射能の問題と向き合わず、このままやりすごせると思ったら大間違いだ。
zoomania怒ってます。 食い物の恨みは恐ろしいンだ、食いしん坊を舐めるなよ。
赤坂界隈で唯一、食材の放射能汚染の問題に真っ向から取り組んだお菓子屋さん。
小麦粉やナッツは外国産。
国内産のバターの産地は主に北海道だが、一部は東北産。 でも福島県の原乳は現在使っておらず、岩手県の原乳は十分な検査の上使用しているそう。
そして鶏卵は従来群馬県産を使用していたけれど、県の検査体制が不十分と判断した結果、鹿児島県産に切り替えたそうです。
うんうん、ここまで丁寧に情報開示してくれれば、消費者も安心して食べられるよ。 そして胸を張って贈り物にできます。 今年のお歳暮は、ウエストのドライケーキにしよう。
かといって、ウエストは被災地に対して冷淡な訳では決してありません。
ウエストでは震災から5ヶ月の間、シュークリームの売り上げの一割を赤十字に寄付していました。 その総額は230万円超。
この「シュークリームプロジェクト」には、zoomaniaも多いに貢献したことを付け加えておこう。
日曜日は、ウエスト青山ガーデン(南青山1-22-10)でホットケーキを食べてきました。 飲み物とセットで¥1,260。
ほっぺた落ちるほど美味しかったです。