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滴生舍のはなし&Aux Bacchanales 赤坂店
 そう言えば、3月はzoomaniaの誕生月だったのでした。
すっかり忘れてたけど、一ヶ月遅れで自分にプレゼントを買いました。

(フォッカッチャはオー・バカナルより。 ¥295也)

浄法寺塗りの八寸皿です。
お店の名前は滴生舍(岩手県二戸市浄法寺町御山中前田23-6)、塗師は岩館隆氏です。

漆器は日本が誇る伝統工芸品...ですが、現在国内で作られる塗り物に使われる漆のじつに9割以上は、安価な中国やベトナムなどの外国産なのだそう。 そして岩手県は、国産漆の最大の産地なのです。
滴生舍では、この貴重な国産の漆にこだわって漆器を作っておられます。


約1200年の歴史を持つと言われる浄法寺塗りは、浄法寺町天台寺で僧侶たちが作った寺の什器がその始まり。
その流れを汲む滴生舍の器は、正に「用の美」を体現しています。 一切の華飾を排し、奇をてらわず、質実剛健。 使う人に寄り添った物づくりの姿勢は、どこか北欧デザインと通じるものも感じさせる。
シンプルで完成された造形の器は、都会のマンションの洋間にも調和します。

(この日のお昼はフランスパン¥265とクラムチャウダー)

こちらは一昨年購入した、五寸椀。 滴生舍の塗り物は、溜塗と朱塗の2色があります。
直径五寸(15cm)のお椀は、滴生舍の椀の中では最大のサイズで、容量は500cc ほど。 お正月の雑煮用にと求めましたが、小どんぶりとして日々活躍中です。
漆器の小どんぶりって、良いですよ。 瀬戸物より軽いし、熱が伝わりにくいので、持ちやすいし汁物が冷めません。
2年使ってみて思うのは、漆器って思ってた以上に堅牢だな、ということ。 粗忽なzoomaniaが色々と粗相をしても、傷ひとつついていません。 金属のカトラリーは使わない、電子レンジや食器洗い機には入れない、などの基本的なことさえ守っていれば、そんなに神経質に扱わなくても大丈夫そう。 それに滴生舍では痛んだ漆器は塗り直してくれるそうなので、安心して普段使いにしています。 

3月に起きた、東日本大震災。
岩手県の被害は、津波のあった沿岸部は大きく報道されても、内陸部の状況はなかなか東京までは聞こえてきません。 心配していましたが、滴生舍のスタッフの皆さんにはお怪我がなかったそうで、ホッと安堵。 
今回、ブログでご紹介したいので...とお願いし、メッセージを寄せて頂きました。
 
被害の少ない内陸部から岩手を支えていかねばという思いで、漆器作りに励んでおります。

もともと私たちのような作り手たちは日の目を見ることも少なく、経済的にかなりギリギリの状況だったというのが正直なところです。
それに加えて今回の震災・・・
はっきり言って、致命的です。
文化を繋ぐことの難しさを今まで以上に痛感する日々に、くじけそうになったりもします。

それでも私たちには作り続けることしかできません。
利益無視で活動しています!!なんて言えれば格好いいかもしれませんが、それは無理な話。自分たちの仕事で手一杯なんです。

商売が下手だとか、なかなか不器用な面を指摘されがちではありますが、自信を持って言えるのは、東北にはいいものが沢山あるということ!
地震がきて注目してもらうというのも皮肉なものですが、この際関係ありません。この機会に東北からいいものを発信して、そして生活に取り入れてもらえれば(つまり買ってもらえれば!)と思います。

滴生舎では、毎年秋にちょっとずつ東京で展示会を行ってきました。もちろん今年もお邪魔したいと思っています。
大変な時期ではありますが、ここは歯を食いしばり、秋に関東圏の皆様にも手にとって見ていただけるように、毎日漆を塗っていきます!
(あっ 電話注文は常時承っております!笑)」

東京での展覧会を楽しみに待ってます!

| 洋ランチ | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
青野
 たい焼きを頂戴しました。


赤坂青野(赤坂7-11-9)の新商品、復興たい焼き(¥180)です。 売り上げの一部は、東日本大震災の義援金として寄付されるそう。 さすが、赤坂で一番フットワークの軽い和菓子屋さん! 行動の早さに敬意を表します。

トースターで温めなおして、朝ご飯に食べました。
皮は、パリパリの南部せんべい系ではなく、フカフカのホットケーキ系。 そして中は青野自慢の大納言のつぶあんです。
震災から一ヶ月余り。 まだメデタイって気分じゃないよな...と思いつつも、とぼけた鯛の顔を見てると、なんだか気持ちがほころんできます。 そうか、陰鬱な気分の今だからこその、たい焼きか。 青野のメッセージ、zoomaniaしかと受け取りましたとも!
| 和おやつ | 13:49 | comments(5) | trackbacks(0) |
Randy
4月の第2日曜日は、お花見してきました。 


赤坂屈指の桜の名所、アークヒルズ。
敷地をぐるりと囲む緩やかな坂に、ソメイヨシノが見事なアーチを作ってます。

お店は、赤坂ひよこ日記で行蔵お兄さんが絶賛してた、ランディ(六本木1-3-37 ARKHILLS ANNEX)。 アークヒルズの裏手、広いテラス席のある平屋の店舗です。 昔キハチがあった所と言ったら、分かりやすいかな?


手前はロールキャベツ¥1,200、奥はカツサンド¥1,400。
カリフラワーやズッキーニがごろごろ入った塩味のスープで煮込んだ、アッサリしたロールキャベツです。 中には挽き肉だけじゃなくて海老も入っており、より健康的な感じ。 味付けも薄めで、zoomania好み!
カツサンドのカツは、豚肉じゃなくて海老でした。 アボカド入りで、こちらも美味しかったです。
(あ、一人で二皿食べたわけじゃないですよ。)


目を上げると、満開の桜。
のんびり日向ぼっこなんて、久しぶりだな〜。 去りがたいな〜...。


ケーキも食べちゃった。
お店は、キハチだった頃と同様、店内にケーキのショーケースがあります。
苺のショートケーキは¥550、スポンジの肌理が細かくて甘さ控えめで、上品な味わい。 チーズケーキは¥480、コーヒーは¥300でした。
| 洋ランチ | 14:04 | comments(4) | trackbacks(0) |
福島の皆さん、赤坂へようこそ
 

3月31日に閉館したグランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町1-2)の客室に、再び灯がともりました。
かねてより報道されていた通り、ホテルの取り壊しが始まるまでの期間、福島県から避難してきた方々の受け入れ施設となるのです。 詳しくは、こちら赤坂経済新聞の記事をご覧下さい。
赤坂見附のシンボルが、こういう形で有終の美を飾る事は、地元民としてとっても誇らしい。 プリンスホテルの英断に拍手!

福島の皆さん、ようこそ赤坂へ。
皆さんの赤プリでの滞在が、心身ともに安らげるものでありますように。
私たち赤坂っ子は、わずか3ヶ月足らずの期間ではありますが、皆さんの良い隣人でありたいと思っています。
地元では、若い商店主たちの組織が、何かお役に立ちたい! と、ジリジリしてます。 が、いかんせん初めてのことで、どんな形でお役にたてるのか、また誰を通してお話をもちかければ良いのか、手探り状態。
地元商店街や町会に何か要望がありましたら、是非声を上げて下さい。 赤プリを運営してる都の職員さんか、あるいはこのブログのコメント欄を使って頂いても結構です。

最後に、ここ赤坂という立地は、永田町も霞ヶ関も、内幸町も歩いて行ける距離。 デモにも便利です。 その際には、zoomaniaも誘って下さいませ! 



| 定点観測・赤プリ | 18:25 | comments(11) | trackbacks(0) |
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