(モネの睡蓮@オランジュリー美術館。 天井から柔らかい自然光がふりそそぐ静謐な空間でした)
パリでは、現地にお住まいの日本人の方に素敵なビストロに連れていっていただきました。
お店の名前はL'Epigramme(9, rue de l'Eperon 75006 Paris)。 左岸のOdeon駅から徒歩5分、大通りからちょっと入った小径にありました。 高い天井と木の梁が印象的な小さな店です。 平日の夜でも満席だったので、おそらく予約必須。
メニューは手書きの黒板で、フランス語のみ。 連れてってくれた方が全部訳して下さいました。 英語が通じそうな雰囲気では無かったので、観光客だけで行くにはハードルの高い店かも! お陰さまで貴重な体験ができました。
夜は2品のコースが€32、3品が€38です。 皆で3品のコースを注文。
前菜のフォアグラ。
わあ、zoomaniaこんな大きなフォアグラ食べるの初めて!...と思ったけど、こちらの店はフランスにしてはポーションが小さめなので現地の日本人に人気なのだとか。
濃厚なフォアグラでしたが、爽やかな果物のソースと一緒だと、この大きさでも食べちゃうもんです。
メインは白身魚にしました。 皮目がパリッと焼けてて、中の火の通り具合も絶妙。 美味しい〜。
カプチーノの泡みたいなのは、栗を使ったソースだそうです。 だそうです、と書いたのは、食べただけでは何で出来てるのか全く分からないから。
今回の旅、色んな料理を食べましたが、一番洗練されてたのはこの一品です。
デザートのフォンダンショコラ。 温かくて、フォークを入れると中からチョコレートのソースが出てくるお菓子です。 これも美味しかった! お腹いっぱい!
ご主人推薦のワインも美味しかったらしく、飲ん兵衛さんたちも大満足の夜でした。
さてさて、iPhoneのお話の続きです。
zoomaniaは、旅の荷物は少なければ少ないほど良いと考える種類の人間。 これまで観光旅行に辞書や指差し会話帳の類いを持って行ったことがありませんでした。 まあ、観光地なら英語でなんとかなるし、そんな複雑な話をするはずもないし。
今回もガイドブック一冊だけ携えてフランスに行く予定だったのですが、ものの試しにiPhoneアプリをいくつかダウンロードしてみました。 アプリなら、荷物は増えないものね! 思うに、世の中には紙の本では売れないけど、電子化したら需要があるコンテンツって多いんじゃないかな。
単語は、入力しても良し、ブラウズしても良し。
ただし、語彙は微妙...。 「煙突掃除」が載ってて「ムール貝」が載ってない辞書って、それって観光客にとって役に立つのかい??
辞書に載ってなければ、Google翻訳で調べます。
Google翻訳は、単語だけでなく、文章も訳してくれます。 調べた単語や文章は履歴に残るので、使ってるうちに自前の指差し会話帳が出来上がってる寸法。
辞書は、便利...というほどではありませんが、あればあったで楽しかったです。 さすがにお店で取り出して使うことはありませんでしたが、夜ホテルに戻ってから、買ったお菓子のパッケージを訳してみたり、メニューを訳して自分が食べたものが何だったのか調べてみたり。
でも、よく考えてみたら、ブラウザでGoogle翻訳を使えばタダで済んだ気もする...。 言語アプリは、購入前に一考の余地あり。