本日の記事は、久々に赤坂を離れての番外編。
週末は、群馬県に旅行してました。
いつぶりか思い出せないくらい久しぶりの温泉を堪能し、帰りに伊勢崎市に寄り道。
実は、伊勢崎市はzoomaniaが子供の頃、一時期住んでいた街です。 実にン十年ぶりの再訪。
住んでいた家は無くなっており、通ってた小学校は建て替えられ、見覚えのある建物はさすがに少なくなってました。
が、印象は当時のまま。 視界を遮る高い建物は少なく、どっちを向いても背景に稜線があります。
写真は往事のzoomaniaの通学路、広瀬川にかかる栄橋。 薄曇りの日だったので写真ではわかりにくいけど、遠くに見えるのは妙義山です。
特に思い入れも愛着も無いと思ってた伊勢崎市だけど、「山に抱かれ」てると妙に落ち着くなあ。 zoomania、赤坂に10年も住んでいても何となく寄る辺無さを感じるのは、スクラップ&ビルドのサイクルが速過ぎて、風景が変わり続けるためかと思うのです。
さて、群馬県人のソウルフードと言えば、焼きまんじゅう!
県外での評価は非常に微妙な焼きまんじゅうですが、zoomaniaは大好き。
ま、今でこそグルメぶっておやつブログなんぞ書いてるzoomaniaですが、甘党の原点はここです。
「焼きまんじゅう」の発音はですね、標準語を喋る人だと「ま」にアクセントを置きがちですが、「まんじゅう」はフラットなイントネーションが正解です。
お店は、伊勢崎の名店、
大甘堂(群馬県伊勢崎市曲輪町36-5)。
あん入り焼きまんじゅう、一串¥240。
写真を見て、みたらし団子?...と思った読者の皆さん。 隣に置いた湯のみとの対比にご注目。
そう、串の長さは約50cm、まんじゅうは一つの直径が6〜7cmといったところ。 ずっしりと食べごたえのあるおやつなのです。 初心者には、2人で一串をシェアするくらいがよろしいかと。
あん無しの¥140もあります。
お店では、注文を受けてから炭火で焼きます。
まんじゅうの生地はパンみたいにフカフカで、焼きたては表面がカリッ。 中のこしあんはアッサリ、そして外の甘辛い味噌ダレはコッテリ。 んんん、んま〜い! そして懐かし〜!
食べ終わる頃には、口のまわりは味噌でベッタベタです。
お店のイートインスペースは、小さなテーブルが2卓のみ。
が、テイクアウトの焼きまんじゅうを買い求めるお客さんがひっきりなしに訪れます。 皆さん、4串、6串と買っていくので、やはり地元っ子は一人一串みたい。
zoomaniaも、沢山テイクアウトして冷凍保存しとこうかな...と思ったけど、やめました。 ふるさとと焼きまんじゅうは、遠くにありて想うもの。 またいつか食べに来ようっと。