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え〜、青野に酒饅頭なんてあったっけ? 知らなかったな...とお思いの青野ファンの皆さん。
それもそのはず、こちらは超レアな裏メニューです。
まず、製造は酒粕が手に入る11月〜3月頃の冬期のみ。 青野では新潟の造り酒屋(名前を失念...)の、11月の酒粕を使っているんだそう。
そして酒饅頭はとても手間のかかるお菓子だそうで、完全受注生産なのです。 注文は、100個から。 なので、普段店頭に並ぶことはありません。
大事な酒饅頭、zoomaniaは蒸して食べてみました。 デリケートな薄皮が破れないよう、移動はクッキングペーパーに乗せて。
弱火で蒸すこと数分、蒸かしの蓋を取ってみると、酒粕の良い香り! 中はこしあんです。 咀嚼するまでもなく饅頭は口のなかでほどけてゆき、日本酒の余韻はずっと鼻腔に残りました。
繊細な、実に繊細なお饅頭でした。 ごちそうさま!
酒饅頭の断面が見たい...という方。 「赤坂お散歩手帳」のこちらの記事をどうぞ。 →※
そして、青野本店では、3月3日(水)の雛祭りに、桜もちの実演&試食会があるそう。 時間など、詳細はお店のホームページでご確認下さい。 →※
今日は友人が赤坂に来ていたので、一緒にお昼を食べました。
友人には看板メニューの担々麺をお勧めし、zoomaniaはご飯モノを注文してみました。
鶏肉と山芋と芽キャベツの豆鼓炒め、¥1,000です。
えーとですね、おしゃべりに夢中だったのでよく覚えてないのだけど、見たこともないほど小さな芽キャベツが入ってました。 zoomaniaの親指の爪ほどの小ささで、しかも半分に切ってある。 凝ってるなぁ!
うずまきの料理、いつも野菜の使い方に驚かされます。 冷やし中華には日向夏という夏みかんが入ってたっけ。
豆鼓は塩っぱい発酵食品ですが、お料理はマイルドに仕上がってました。 今日も大満足。
そして食後の杏仁豆腐。 今日のは苺のジュレがかかってました。 これも季節によって変わるので、楽しみのひとつ。
友人にも満足して貰えて、zoomania鼻高々。 Kさん、また赤坂に来てね!
日本酒や焼酎など、和酒に特化した品揃えです。 zoomaniaは知らずに訪れたのですが、この日は「越乃寒梅の日」でした。 毎月第4木曜日だそう。
下戸のzoomaniaが、和酒の店に何を買いに行ったのかと言うと...
越乃寒梅の酒粕、¥600です。
先日割烹でお昼に食べた鮭の粕漬けが美味しかったので、自分でも作ってみたくなったのでした。
楽しみだなー、鮭の粕漬け。 上手くいったら、メカジキやイカも漬けてみよう。
一袋に900gも入っているので、当分酒粕料理で楽しめそうです。 粕漬け以外に酒粕の美味しい食べ方を知っている方、zoomaniaに教えて下さいませ。
写真は、赤坂サカスのさくら坂を下から見上げたところ。
先日TVで、伊豆の河津桜が見頃って言ってたっけ。
さくら坂にも河津桜が一本あったはず...と見に来ましたが...。 あれれ。 葉っぱしか無いよ。
場所は坂の下の方、自転車駐輪場に面したところです。
一ツ木通りで買い物をして帰ろう。
煎茶を買いに、土橋園(赤坂3-17-8)に来ました。
こちらは、喫茶スペースも併設したお茶屋さん。 懐紙などの茶道具も売ってます。
さぁて、煎茶って何を基準に選んだらいいのかな...と思案してたら、見覚えのある絵のパッケージ発見。
御所車¥1,050(100g入り)。
赤坂氷川山車の復興を記念して発売したお茶だそうです。 イラストは、翁二人立。
パッケージの裏には山車についての解説もあります。
「赤坂氷川山車
赤坂氷川神社の祭礼「氷川祭り」は、神社の宮神輿を氏子町赤坂二十三ヶ町の山車十三台が警固の形をとって神領を巡行しました。
その情景は神社拝殿に納められている大絵馬(港区文化財指定)に見ることができます。
一般的に赤坂氷川山車は「江戸型山車」とも呼ばれています。
翁二人立 〜赤坂新二会〜
人形座に二つの人形がある特異な山車。
「翁」の能を演ずる翁と千歳の人形で、翁は豪華な能装飾に、面を持ち、千歳は脇に控える。
上段幕は生地が朱、舞鶴の図柄で一連となり下段幕は生地が黒、岩を茶で刺繍し、亀を黄で刺繍。
上下で鶴亀の幕となっております。」
わ〜、昨年のお祭りではzoomaniaも山車を曳いたんですよ...とご主人と氷川祭り談義に。
zoomaniaは2009年の氷川祭りは大盛り上がりだったと思ったけど、ご主人によると、最近はお神輿の担ぎ手が少なくて神輿を出せない町会もあるんだそう。
そうなんですか。 赤坂はタワーマンションやオフィスビルが出来て人口は増えたはずなのに、不思議ですね。
氷川祭りに神輿が出るのは2年に一度だから、今年は山車だけ。 神輿はまた来年...と待ち遠しそうにしてらっしゃいました。 土橋園のご主人、柔和な物腰の下に鉄火な江戸っ子の血が流れてると見た!
土橋園の「御所車」、ちょっとした手土産に良さそう。 赤坂には珍しい山車があってね...って、会話のきっかけになるよね。
ご主人:「お湯は必ず80℃に冷ましてね!」
は〜い。
2階の喫茶室は、赤坂の甘党のオアシスです。 広々していて静かで、日当たりが良くて居心地が良くて、一ツ木通りのヒューマン・ウォッチングに最適なロケーションです。
喫煙OKのためか、甘味処にしてはオジサンの顧客が多い。 分煙はされてませんが、いつも空いてるので、離れた席に座れば嫌煙家のzoomaniaも問題なし。
粟ぜんざい¥720。
ayanolog はてな館で知りましたが、粟ぜんざいに入ってる餅は、実際は粟じゃなくて「もちきび」だそうです。 松月のご主人に聞いたところ、粟は堅いので、キビの方が美味しいんだそう。
米の餅のような豊かな香りやコシはありませんが、クセが無くて消化に良さそうな食べ物でした。 濃厚なこしあんが、しっかり甘いのも好もしい。
窓から一ツ木通りを行き交う人の流れを見てると、お洒落な人は既に春の装い。 粟ぜんざいの季節も、もうお終いですね。
こちらの棒寿司は注文を受けてから作るそうなので、来店の30分くらい前には電話しておいたほうが良いです。
あと、お醤油はついてこないので要注意。
棒寿司一本で8切れ、一人で食べるには大きいのでボスと半分こ。
一応、栄養バランスを考えて、キャベツの一夜漬けと苺を弁当にしてきました。
そう、この鯖寿司が食べたかったんだよ〜。 くやしいけど(?)、鯖寿司の美味しさってお値段と正比例するみたい。
魚の中では鯖が一番好きというボスも、大絶賛。 本当は一人で一本食べたかったらしく、今度は自分で買いに行く! と、グーグルストリートビューで店の場所を確認してました。
ボス:「総理官邸の隣の地下で、こんな美味しい鯖寿司を作ってただなんて...」
そう思うでしょ? zoomaniaも、この店を知った時は全く同じ感想を抱きましたよ。
こちらは春だけの商品、蛤寿司。
茶巾寿司に似たもので、細かい具を混ぜ込んだ寿司飯を、卵焼きで包んだお寿司です。 茶巾寿司と違うのは、卵焼きがふっくら厚くて甘めの味付けなところと、ほんの二口で食べられる小ささ。
見た目も味も、愛らしいお寿司です。 雛祭りにピッタリじゃありません?
美術史の教科書に載ってた偉人に会えるなんて!
学生時代に美術史をちょこっと囓った人間にとって、これがどのくらい凄い事かを例えるとですね、そうだなぁ。
例えば「魔笛」を観に行ったらカーテンコールでモーツァルト本人が出てきて楽曲の解説をしてくれるとか? 本屋で「源氏物語」を買ったら紫式部がサインしてくれるとか?
現代美術に興味のない人でも、どこかでクリスト&ジャンヌ=クロードのランドスケープアートの写真は見たことあるはず。 布ですっぽり包まれたドイツの国会議事堂とか、NYのセントラルパークに出現した無数のオレンジ色のゲートとカーテンとか。 詳しくはアーティストの公式サイトをどうぞ。→※
常に夫婦ユニットで活動してきたクリストとジャンヌ=クロードですが、ジャンヌ=クロードは昨年亡くなりました。 今回の展覧会は、ジャンヌ=クロードを追悼する意図で、友人である三宅一生氏が企画したんだそうです。
色々と興味深い話が聞けたギャラリートークでしたが、全部書くと長くなるので、一つだけ。
「Freedom」という言葉が何度も出たのが、印象的でした。 クリストとジャンヌ=クロードは、freedom、つまり創作する上で完全なコントロールを行使することを、とても大切にしている。
彼らのランドスケープアートは、ほんの2週間ほど存在し、会期のあとは跡形もなく消えてしまいます。 誰もそれを所有することが出来ません。
2人は作品の一部さえ残すことを許さず、資材は工業製品としてリサイクルされるんだそう。 2人が意図した場所、季節、大きさ、そして2週間という儚さ。 それらの条件が完全に揃わないと、それはクリスト&ジャンヌ=クロードの作品では無いのですね。
そして、ランドスケープアートの莫大な制作費は、全て2人の収入でまかなわれています。 クリスト&ジャンヌ=クロードは、助成金や寄付金の類を一切受け取りません。 制作にあたって、その土地の自治体からお金が出ることも無し。 2人の収入源は何かと言うと、作品の構想中にクリストが描いたスケッチやコラージュを売った代金です。 これも、制作の freedom のために重要なこと。
そうだよね。 お金を出す人は、口も出す。
巷では昨今、民主党による事業仕分け問題とか、オリンピックのスノボ選手の服装問題とか、世論はまっぷたつに分かれて侃々諤々やってました。 zoomaniaの意見はですね、「他人の懐をあてにして活動するからには、色々制約があるのは当たり前。 本当にやりたいことがある奴は、自分の金でやれ」。 これに尽きますな。
クリスト&ジャンヌ=クロード、あっぱれ!
写真は、ミッドタウンの虎屋菓寮の抹茶ラテ(¥700くらい)と、サインを頂いた本。 著者は今回の展覧会のディレクターで、ギャラリートークでは通訳もして下さった柳正彦氏です。
展覧会は、4月の6日まで。 会場内ではドキュメンタリー映画も日替わりで上映しています。
魚で和食と言ったら、寿司? そう言えばサカスに新しいお寿司屋さんが出来たっけ?
店名は寿司の美登利、場所はサカスの2階。
ここは、以前は乾山という、別の寿司屋があった場所。 寿司屋の跡に出店してくる寿司屋って、相当自信がおありなんでしょうね...と思ったら、店の外には10人以上もの行列が!
ははー、おみそれしやした。
入り口にはテイクアウトの寿司折りのショーケースもあったので、鯖の棒寿司を買って帰りました。 お値段は¥1,050。
他には穴子の棒寿司やにぎり寿司、ちらし寿司などがありました。
中はこんな具合。
しめ鯖と寿司飯の間にはみじん切りの大葉、ガリ、胡麻などが入っており、なかなか手が込んでます。
まぁ、zoomaniaもっと美味しいバッテラを食べたことがないと言ったら嘘になるが、¥1,050で買えるものとしては上等だと思います。 個人的には鯖がもうちょっと生っぽいのが好きだし、ガリの甘さが人工的なのが残念だけど、¥1,050で贅沢は言うまい。
棒寿司とは見た目よりも量がある食べ物で、zoomania半分くらい食べたところでお腹いっぱい。 残りは晩ご飯にしよう。 美登利の棒寿司、2人でシェアするに十分な量と考えると、コストパフォーマンスの良いランチです。
お寿司屋さんの店頭にテイクアウト用のショーケースって、そういえばありそうで無かったかも。
次回残業になる日には、ここで穴子寿司を買っておこうっと。
花粉症シーズン到来!
と言っても、今年は花粉の飛散量は少ないそうです。 主治医と相談した結果、zoomaniaは点鼻薬と食餌療法だけで乗り切る予定。
アレルギー体質の食餌療法とはですね、動物性と植物性の油脂を控えることだそう。 魚と野菜中心の和食を薦められました。
お昼は何を食べようかなあ。
そう言えば二丁目に和定食の名店があるって、誰かに教えてもらったっけ。
お店の名前は一休(赤坂2-8-9)。 場所は、外堀通りの国際赤坂ビルの真裏あたり。
ええと、この写真だとどこにあるか分からないですね。
大きな「よし乃」の看板のある建物の...
1階がそうです。 大根が干してあるのが目印。
中は、外観から想像したよりは清潔でこざっぱりしてて、ホッ。 カウンターが10席に、4人がけのテーブルが二つか三つの小さな店です。
女将さん:「今日の日替わりは、鮭の粕漬けです」
それはzoomaniaの食餌療法にうってつけ。 是非それを下さい!
鮭の粕漬け定食、¥1000。
鮭は、さほど脂が乗っていませんが、酒粕効果でふっくら柔らか。 ちゃんと注文を受けてから焼いてくれるのも嬉しい。 当たり前のことのようですが、忙しい昼時には焼き魚は前もってまとめて焼いちゃう店も多いんですよ。
小鉢は、たっぷりとした大きさの肉豆腐。 ぬか漬けは良い感じに酸っぱくなってて、zoomania好みでした。
あとは、かやくご飯と赤だし。 zoomaniaはお腹いっぱいになりましたが、良いタイミングでおかわりを勧めてくれるので、大食漢の人も満足できると思います。
BGMもTVも無い静かな店ですが、とっても和やかな雰囲気。 きっと常連さんが多いんだろうな。
こういう定食を晩ご飯でも食べられたら嬉しいなあ...と思ったけど、カウンターの後ろには焼酎のキープボトルが沢山並んでいたので、夜はお酒を飲む店みたいです。
お昼のメニューは、日替わりの他に刺身定食と肉の定食も有り。 隣のおじさんの肉定食を盗み見したところ、ご飯がモリモリすすみそうな味噌炒めでした。
なお、この店を教えてくれた人によると、一番お勧めなのは木曜日の鰯の竜田揚げだそうです。 花粉症シーズンが終わったら、食べに来ようっと。