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Aux Bacchanales 赤坂店
前回までのあらすじ:zoomaniaの職場は、現在人手不足。 生まれて初めてボスの代理でハローワークに求人しに行ったzoomaniaだったが、求人登録の手続きは思いのほか難しく、不首尾のまま逃げ帰ったのであった。

六本木

今日は、一昨日のリベンジ@六本木。

オーバカナル2

まずはオー・バカナル(港区赤坂1-12-32 アーク森ビル2階)の¥950ランチで腹ごしらえ。
昼時のオー・バカナルは大人気で、店内は満席。 zoomaniaはカラヤン広場に面した外のテーブルに着きました。
ヒーターの側にいれば思ったほど寒くないし、目の前に大きな空間が広がっていて気持ち良い。 六本木通りの喧噪はここまでは届かず、広場の噴水の水が落ちる音が聞こえるのみ。 オー・バカナルは、紀尾井町店も赤坂店も素敵なロケーションだね。

オーバカナル

本日の赤坂店のランチは、鶏肉のコンフィか、真鯛のポワレ・タップナードソースの二択。 zoomaniaは真鯛にしました。
真鯛の下に敷かれてるのは、麦を薄味に柔らかく炊いたものです。 バゲットも沢山付いてきたし、こりゃ炭水化物を摂りすぎ...と思ったけど、全部食べちゃった。 パン屋を併設しているだけあってバゲットが抜群に美味しいし、黒オリーヴのソースは塩っ気が効いていて食がモリモリすすみます。 オー・バカナル、何を食べても美味しいな。
お財布に余裕のあるむきには、¥1980で「蝦夷鹿肉のステーキ・グロゼイユソース」や「仔羊脛肉のクスクス」などのスペシャルメニューもあります。

お腹が膨れたところで本日のメインイベント、ハローワーク品川へ。 結果からご報告申し上げると、大して待たされることもなく、zoomaniaの会社の求人申込みは無事に受理され、滞在時間わずか30分で用事は済みました。 「お役所仕事なんて、非効率的に違いない」と身構えていたzoomaniaは拍子抜けです。 良い人材が見つかるといいなあ。
さて、ハローワークで順番を待つ間、キョロキョロと情報収集をしていたzoomania。 そこで考えさせられた事柄を2つ3つ。 まあ、今日もお暇な人はお付き合い下さい。
まず、東京都の最低賃金は、時給¥766だそうです。 ¥766!
1日8時間、月に22日働くと仮定すると、一ヶ月で¥134,816です。 諸君、果たして東京で人一人、月給¥134,816で自立して生きてゆけるのだろうか。 自立して「健康で文化的な生活」を送れるのだろうか。 いったい東京で時給¥766で働いているのは、誰なんだろう。
あと一つは、まあ、常識ですが、現在の日本の法律では、企業は労働者を募集・採用するにあたって、性別と年齢に条件をつけることは禁じられています。 実際、今回zoomaniaが提出した求人票も、性別・年齢は不問がデフォルト。 「性別や年齢にとらわれない、人物本位、能力本意の募集・採用を!」ということですね。
理念としては、大変結構。 だが、これは現実的なのだろうか? zoomaniaの経験だと、性別や年齢にとらわれているのは、企業側ではなくて労働者の方なのだが。
zoomaniaが長年現在の職場で、来ては去る数々の正社員や派遣社員を見てきて痛感したこと。 それは、日本の社会には厳然とした序列というものがあり、下克上に堪えられる人間は、本当に稀だということです。 平たく言うと、年長者は年下の上司のもとで働くことを望んでいないし、男は女の命令は聞けないし、四年制大学の卒業者は短大卒の先輩の指導を素直に受けられません。 皆、面接では「1日でも先に入社した人が先輩です。 私にはわだかまりはありません」と殊勝なことを言うけれど、実際に入社してみるとプライドが傷付くことに堪えられず、自爆して辞めていく。 全員とは言わないけれど、そうですね、5人のうち4人は自爆かな。 死屍累々。 これは労使双方にとって大変な時間の無駄だ。 これまで企業側が性別や年齢に条件をつけていたのは、そういった数々の苦い経験に基づいてのこと。 何も意地悪で差別してきたわけじゃ、なかろう。
今回会社で募集しているのは、zoomaniaの直属の部下ではありません。 指導することになるのは、zoomaniaの同僚です。 ハローワークのパンフレットには「年齢によらず経験豊富な人材を上手に使うのも、上司の腕の見せ所」なんてお気楽な事が書いてあるけど、通常の業務をこなしながら新入社員に仕事を教えるのは、かなりの激務だ。 五分の四の確率で自爆するであろう人材をわざわざ雇用するのは、zoomaniaの同僚に対する嫌がらせになりかねない。 会社は、大事な社員に不必要な「腕試し」をさせてるほど、暇なところではないぞ。
zoomaniaも、もちろん「人物本位、能力本意」の理念には賛成です。 ただ、現実は理念に追いついていません。 zoomaniaがハローワークに望むのは、「企業より先に、労働者を啓蒙してくれ!」ということ。 労働者が「人物本位、能力本意」に賛同し、上司の性別や年齢にとらわれずに働けるようになった暁には、企業も安心して多様な人材を雇用出来るようになると思うよ。   
| 洋ランチ | 15:53 | comments(10) | trackbacks(0) |
Aux Bacchanales 赤坂店
オーバカナル2

今日のお昼は、アークヒルズまで足をのばしました。  
カラヤン広場に面したオー・バカナル(港区赤坂1-12-32 アーク森ビル2階)です。 ここはウィークデイの日替わりのランチが¥950で、肉か魚の二択。
が、zoomaniaが到着した13:45には既にランチアワーは終了しており、通常メニューは¥1800くらい。 うう、食後のコーヒーも頼んだら、予算オーバーだなあ。

オーバカナル

次善の策で、併設のパン屋さんのサンドウィッチを持ち込んで食べることにしました。 ブリーチーズと茄子のサンドウィッチ¥420、小さなガトーショコラ¥210、カフェオレ¥600。 しっとりしたガトーショコラが絶品でした。

ハローワーク

さて、本日なぜzoomaniaが六本木通りの向こう側まで越境してたかというと、ボスの代理でハローワーク品川に行ってたからです。 zoomaniaの会社では、現在パート職員を募集中。
zoomania実は、ハローワークに求人申込みをしに行くのは初めて。 で、行ってみた感想としては、「ハローワークってハードルが高い!」 お役所を相手に仕事をする機会が少ないzoomaniaにとっては、「それって、民間企業だったら、もうちょっと効率的なんじゃない?...」って言いたくなる場所でした。 まあ、お暇な人は聞いて下さい。
まず、求職中の人はハローワークのホームページ上で求人情報を検索できます。 希望の職業・都道府県・月給などを入力して、条件に合う仕事を検索出来る。 これは求職登録していない人でも利用出来るので、ハローワークに足を運ばなくても自宅のPCで仕事を探せるんですね。 こりゃ便利。
が、しかし。 企業がここに求人情報を登録するのは、ネット上では出来ないのです。 企業の人事担当者は、ハローワークに出向いて専用の「事業所登録シート」と「求人申込書」に鉛筆で必要事項を記入しなければなりません。 何でもオンラインで用が済む昨今だと、鉛筆で文字を書くこと自体、まれ。 ちょっと面倒だよね。 ハローワーク側だって、職員がシートの情報をコンピュータに打ち込む手間を考えれば、企業側に直接入力させた方がずっと良いと思うのだけどなあ。 そうすれば、人が見つかったら求人情報を速やかに削除したり、なかなか見つからない場合は雇用条件を少し変えてみたり、など、情報の更新も早いはず。 
まあ、でも、これは仕方が無いのかもしれない。 企業がハローワークに出向いて「本当に人材を求めているんです!」というコミットメントを見せないと、ハローワークも安心して求職者を紹介出来ないのかもしれないしね。
ならば、せめて「事業所登録シート」と「求人申込書」を現地で間違いなく記入できるよう、予習しておこう。 どんな情報が必要なの?

ハローワーク2 

と思ったのに! ホームページ上の用紙の記入見本は、微妙に解像度が低く、細かい文字が読めない! 仕方ない、ぶっつけ本番だ〜。
...案の定、玉砕です。 「雇用保険適用事業所番号」など、ボスに聞かないと分からない項目がいっぱい。 お手上げなので、とりあえず用紙を貰ってすごすごと帰りました。 ボスに記入して貰って、提出はまた改めて出直すことに。 うう、これじゃあまるで、子供のおつかいだ。
そもそも企業側にしてみれば、人手が足りないから求人しようっていうのに、二度も担当者にハローワークに足を運ばせるのは、不親切じゃなかろうか。 ボスに言わせると、昔は電話一本で求人を出せたのに、今回は手続きがもの凄く面倒になっていて驚いた、とのこと。 さて、zoomaniaは次回のおつかいで無事に求人登録出来るのでしょうか? 続報をお楽しみに!    
| 洋ランチ | 16:53 | comments(8) | trackbacks(0) |
おでん 季節料理 おぐ羅
おぐ羅2

久々に赤坂サカスのBizタワーでお昼ご飯。 年末にTBSストアがスマッ○ショップになってた時はもの凄い人混みで、しばらくサカスは避けてたのですが、やっと平常運転に戻りました。
アトリウムの2階は、ざくろグループのお店赤坂璃宮など、敷居が高めの飲食店が多い。 なので普段はあまり来ることがなかったけど、探してみたらリーズナブルなランチメニューもありました。

おぐ羅

おでんと季節料理の店、おぐ羅のランチは¥900〜¥1300です。
看板メニューの「醤油を一滴も使わない澄んだ出汁のおでん」は是非食べたいけど、鯵のたたき定食¥1000も食べたいなあ...ということで、欲張って「おぐ羅御膳」¥1300を注文。 構成は、おでん5品と鯵のたたき、小鉢(ごぼうサラダ)、お吸い物、茶飯、香の物です。
おでんはzoomaniaもよく作る定番メニューですが、おぐ羅のおでんには家庭料理にも応用出来そうなヒントがいっぱい。 いやあ、やっぱり外食ってしてみるもんですね。
まず、厚揚げが入ってます。 仕上げにネギとお醤油をほんのひとたらし。 zoomania家ではいつもがんもどきを入れてますが、厚揚げの方がお豆腐の旨みと滑らかな舌触りを楽しめて、好みかも。 それから定番の昆布巻きじゃなくて、若布が入っている。 おでん種を買うときに昆布巻きも買うかどうかはいつも迷うところなのだが、若布だったらいつも家にある。 ごっつい昆布よりも若布の方が口当たりが良くて箸がのびるし、これも真似してみよう。
あとは、聞きしに勝る出汁の美味しさ。 すっきりシンプルな出汁で、とっても上品です。 これは一朝一夕には真似できそうにないけど、試しに醤油を塩に置き換えてみよう。 あとは出汁に油がほとんど浮いていないのも上品さのポイントなので、おでん種の油抜きを丁寧にすることも見習おう。
おぐ羅御膳でzoomaniaはお腹いっぱいになりましたが、茶飯のおかわりも出来ます。 カウンター席はなかなか居心地が良かったので、おひとり様にもお薦めです。   
| 和ランチ | 13:21 | comments(4) | trackbacks(0) |
革つゆ
革つゆ2

今日のお昼は、新規開拓。 昨年11月に赤坂通りにひっそりとオープンした、新しいお蕎麦屋さんです。 店名は革つゆ(赤坂7-11-8 赤坂門坂ビル1階)、場所は青野本店の隣です。
今はまだ品数が少なく、今月末にメニューをリニューアルするらしいので、その後でご紹介しようかな...とも思ったけど、先に書いちゃおう。 なかなか興味深いお店だったのだ。
2人掛けのテーブルが幾つかとカウンター席がいくつかの、簡素で可愛らしい店を切り盛りしてるのは、若い男性2人。 

革つゆ

zoomaniaが食べたのは、温蕎麦¥600。 かけそばではなくて、釜揚げうどんのお蕎麦版です。 おお、これは今までありそうで無かった料理かも?
お蕎麦は田舎蕎麦で、平べったいフェトチーネ風。 きりっと塩っぱいおつゆも温かいので、最後まで熱々で食べられます。 かけそばと違って、お蕎麦そのものの味を楽しめるし、塩分の摂取量も調節出来るので、良いアイディアです。
zoomaniaはお蕎麦だけでお腹いっぱいになりましたが、+¥300で小さい丼物も付きます。 今日の丼は、じゃこご飯でした。 
メニューには、蕎麦粉や小麦粉、出汁の昆布にいたるまで産地が記載されていて(全部国内産)、お店のこだわりと自信がうかがえます。 夜は日本酒を楽しむ店だそう。
赤坂小学校近辺のこのエリアは、小さいけれど独創的なお店が多い。 特に近年は、若い人たちが牽引役になってどんどん出店してるようにお見受けします。 革つゆも、ちょっと応援したくなる店。 メニューのリニューアル、楽しみにしています。

追記:革つゆは閉店しました。(2009.9.30)
| 和ランチ | 13:20 | comments(9) | trackbacks(0) |
麦屋
最近zoomaniaの周りで流行っている風邪は、胃腸に来るタイプの風邪。 zoomaniaは幸いまだ罹患してないけど、今のうちから胃腸はいたわっておこう。 消化に良さそうで、体があたたまる昼食と言えば、きつねうどんとか?

麦屋

いつもの麦屋(赤坂6-3-13)に来ました。 zoomaniaが贔屓にしているお蕎麦屋さんは、赤坂見附では観世水、赤坂ではこの麦屋です。

麦屋2

京風あんかけきつねうどん、¥900です。 関西風の透き通った黄金色のお出汁のうどんで、あんかけのあんは別添え。 自分でかけながら食べます。
まずインパクトがあるのは、正方形の大きな油揚げ。 大きいだけでなく、中央に豆腐らしさを残した厚揚げっぽいお揚げなので、食べ応えがあります。 でも丁寧に油抜きされてるので、「ああ、良質な植物性蛋白質を沢山摂ったな」って食後感。
うどんは太め。 あまりエッジは無いけどコシは強く、イレギュラーな縮れ具合が手打ちっぽい。 zoomania好みです。
おつゆは、色は薄いけど、結構塩っぱい。 出汁の旨みと柚子の香りが美味しくて、つい飲み過ぎたら、午後はひどく喉が渇きました。
あんかけのきつねうどん、とっても体が温まります。 食べてるうちから汗が出てきたほど。 メニューではカレーうどんもお薦めだそうなので、また近いうちに来よう。
| 和ランチ | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
銀座あけぼの(銀座)
苺大福

冬の味覚(?)、苺大福。 銀座あけぼののもので、1個273です。

銀座四丁目3

銀座あけぼのは赤坂にも支店がありますが、何故か赤坂店はこういう季節商品を取り扱っていません。 なので銀座本店(銀座5-7-19)まで買いに来ました。

銀座四丁目2

銀座四丁目のシンボル、和光ビルは、しばらくの間外壁のリニューアル工事のため隠れていましたが、ピッカピカの元通りになってました。 いつものことながら、週末の銀座の歩行者天国は大盛況。 世の中が不景気なんて、嘘みたいだね。 

銀座四丁目

いや、よく見ると不景気の影響は現れている。 和光の向かいのこのビルには、長年にわたって某大手人材派遣会社の広告があったのだが、いつの間にか無くなっていました。 以前はよくTVで流れていた派手なコマーシャルも、最近はとんと見ない。 今一番逆風が吹いているのは、やっぱり派遣業界なのかな。
昨年の秋葉原事件から今に至る、一連の「派遣切り」騒動、実際に職を失った人、また失うかもしれない不安にさらされている人は、大変気の毒だ。 勤労意欲がある人にはすべからく働く場がある社会になって欲しい、とzoomaniaは切に願う。
が、それとは別に、今回のマスコミの報道の仕方は、恣意的で情緒的で、製造業(派遣先企業)に対してのみ厳しく、大変アンフェアであった、とzoomaniaは思う。 何で誰も派遣会社の責任を問わないのさ?
まず、(特に初期の)報道では、「任期満了で更新無し」も「期間中に契約打ち切り」も、一緒クタにして「派遣切り」と批判していたが、これはお門違いもいいところ。 まず、前者の任期満了については、派遣先企業には何ら落ち度は無い。 むしろ、未来永劫派遣契約を更新し続ける方が、違法です。 法律では「3年を超える派遣社員は、正社員として雇用すべし」と謳っている。 任期満了で派遣社員の契約が終了したら、速やかに次の派遣先を探してあげるのが、派遣会社の仕事だろう。
次に、派遣契約を期間中に打ち切る事に関しては、確かに派遣先企業に落ち度はある。 昨秋は、解雇される派遣労働者やユニオンが、解雇の撤回を求めて派遣先企業を相手取って交渉する姿をよくTVニュースで見たが、これも実は変な話。 派遣社員が不利益を被らないよう、派遣先と交渉することこそが、派遣会社の役割のはずじゃないか! 派遣社員が決して安くはないマージンを派遣会社に納めているのは、いざという時に守ってもらうためじゃなかったの?
また、よく考えてみれば、派遣先が契約を打ち切ったからと言って、派遣社員が即失職しなければならない根拠も薄い。 契約は、a:「派遣先企業&派遣会社」、b:「派遣会社&派遣社員」の間で締結されているものであり、派遣会社は本当に派遣社員を大切に思うなら、たとえaが反故にされたとしても、自腹を切ってbを遵守すれば良かろう。 極端な話、例え派遣先企業が料金を踏み倒したとしても、派遣会社は派遣社員にきっちりと賃金を支払うのが、筋ってもんだろうに。 違うの?
いずれのケースにしても派遣会社は頬被りを決め込んで、何もしてあげないでいる。 にもかかわらず、マスコミが叩くのは派遣先の大企業ばかり。 此は如何に?
zoomaniaが推測するに、それはマスコミが、派遣会社は逆さに振っても鼻血も出ないけど、大企業からならお金を引き出せそう、と考えているから。 筋は通らない話だけど、プラグマティックではあるわな。 マスコミの役目って、zoomaniaは「勧善懲悪」かと思ってたけど、実際は「弱きを助け、強きを挫く」だったんだね。

銀座四丁目5

法律に則って粛々と仕事をしているのに、強いというだけで悪者にされてしまった大企業にしてみたら、いい面の皮。
「今まで派遣を利用して大儲けしてきたのに、冷たい」という批判は、半分しか当たっていません。 派遣社員の賃金は、部外者が思うほど安いものではないのだ。 安いのは派遣社員の手取りで、派遣先企業はそれに3割とも5割とも言われるマージンを上乗せして、派遣会社に支払っている。 賃金だけで言えば、派遣も正社員もコストは同じくらい、ヘタしたら派遣の方が高くつくこともある。 派遣を利用して大儲けしてきたのは、派遣会社だろうに。 派遣先企業にとって、派遣というシステムのメリットは、「必要な時に必要な人数だけ雇える」、この一点に尽きる。
そういう雇用のありようが非人道的だと言うのなら、なぜ規制緩和の際にもっと皆で議論を尽くさなかったの? と大企業は憤ってるであろう。 企業が派遣制度を利用して業績を上げ、安くて高性能な製品を作り、法人税を沢山納めている間は何も言わなかったくせに、同じ派遣制度を利用して生産を縮小しはじめたら袋叩きにするのは、偽善じゃない? と。 派遣労働法の改正に反対しなかった国民だって、共犯じゃないか? と。 
「大企業は業績が良い頃の内部留保のお金があるんだから、派遣社員を助けてあげては?」という声もあるが、企業にしてみれば、「内部留保を残すために、我々はそれに匹敵するお金をお上に納めたんですよ? 政府は今こそそのお金で、失業した派遣社員を助けてあげては?」と思ってるんじゃないかな。 匹敵は大袈裟だけど、日本の法人税率は、確か4割。 つまり、企業に内部留保が6あるとしたら、それは10のうちの4を税金として納めた後の残りなんである。(の、はず。 もし違ってたら、どなたか指摘して下さい) きっと大企業はこう思ってる。 「我々は既に、その利益を十分に国民と分かち合ったじゃないか!」  
実際、カ○ロス・ゴーン氏はそう思ったんじゃないかな。 16日の日経新聞によると、○産は看板商品の「マー○」の生産拠点を、日本からタイに移してしまいました。 つまり、日本の労働市場を見限ったということ。
これは日本の製造業で働く人たちにとっては、一時的な派遣切りよりもよっぽど深刻な事態だとzoomaniaは思うのだが、思ったほど大きなニュースにはなりませんでした。 なんでだろ?

銀座四丁目4

要は、「雇ったり、解雇したり」はダメだけど、最初から全く雇わないなら、失業の可能性も無いからOKということ? でもそれって長い目で見たら、「日本人の働く場」のパイが減るわけで、良いことではないとzoomaniaは思うんだけどなあ。 違うの?
しかし、現に最初から商品を労働力の安い外国で製造しているユ○クロは、この不況でも「派遣切り」騒動の泥をかぶることも無く、好調。 銀座店もごったがえしてました。
であれば、ト○タもキャ○ンも、日本の製造業は皆、工場を全部外国に移してしまうのではないかな。 もしそうなったら、将来景気が良くなって消費が回復しても、失業者には戻るべき職場が無くなってしまうんじゃないな...とzoomaniaは心配なのだが。
我々消費者が、我々日本の労働者を守るために出来ることがあるとすれば、やはり「Made in Japan」にこだわって物を買うことじゃないでしょうか。 マスコミの扇情的な企業バッシングに踊らされず、外国製の安い商品に飛びつかず、多少高価でも、日本の企業が国内の工場で作ったモノを買う。
言うほど簡単な事では無い。 zoomaniaの家も、「Made in China」だらけだ。 でも、出来るだけ国産品を買うように、安い外国製品を買うときは、「日本の失業率に荷担した共犯者」の自覚を持つように、心がけようと思う。
| 番外編おやつ・都内 | 18:50 | comments(4) | trackbacks(0) |
Zuckerbackerei Kayanuma
ツッカベッカライ・カヤヌマ

会社で頂戴したお土産です。 赤坂一丁目にあるツッカベッカライ・カヤヌマ(赤坂1-4-5)という、オーストリア菓子のお店のテーベッカライ(クッキーの詰め合わせ)。
店長の栢沼稔氏は「オーストリア国家公認コンディトールマイスター」の資格を持ち、昨年度は厚生労働省が選ぶ「現代の名工」の一人として表彰されたそうです。 おめでとうございます。
お店は溜池山王交差点の近く、外堀通りの一本裏の道にあり、zoomaniaは一度だけ行ったことがあります。 お菓子屋さんというより高級ブティックのようで、とってもゴージャス。 zoomaniaにはちと敷居が高かったです。
zoomaniaはその日はケーキを買ったのだが、クッキー類は売り切れで、予約無しで買うのは難しいと聞かされた覚えがある。 このクッキー、わざわざ予約して買ってきて下さったんですね。

ツッカベッカライ・カヤヌマ

漆黒の缶の中身は、バニラ、チョコレート、シナモンの3種類のクッキーでした。 バニラのはアーモンドが沢山入ってて、シナモンのは間にラズベリージャムが挟んであります。 zoomaniaが一番好きなのは、チョコかな。 チョコレートの香りが実に芳しく、上等な素材を使ってるな!って味。 日本のクッキーよりもバターが多めで、ホロホロッと崩れます。
ツッカベッカライ・カヤヌマの焼き菓子は、とっても贈り手の気合いが伝わってくる手土産です。 なにしろ権威があるし、文句なしに美味しいし、デパートなどに支店を出していないようなので、手に入れるには予約した上で赤坂一丁目まで出向かなければなりません。 こういう物を頂戴すると、やっぱり感激します。 zoomaniaも、勝負の日には利用させていただこう。 赤坂の敏腕営業マン&デキる秘書の皆さん、覚えておいて損はない店ですよ〜。 
| 洋おやつ | 12:14 | comments(9) | trackbacks(0) |
Turkish Dining ISTANBUL
今日のランチは、外堀通りを渡って永田町に越境。 昨年エクセル東急ホテルに出来た、新しいトルコ料理屋さんに行ってみました。

イスタンブール

トルコ料理専門店 イスタンブール(千代田区永田町2-14-3)は、ホームページを見ると1988年に新宿で創業したトルコ料理の老舗だそうです。 現在はこの赤坂店を含め、3店舗を展開中。
入り口はエクセル東急プラザの二階、中国料理 星ヶ岡の隣です。 ここから階段を昇るので、実質的には店舗は3階。

イスタンブール2

店内は、青と白のタイルや織物、陶器など、トルコの調度品がいっぱい。 でも赤坂見附交差点に面した大きなガラス窓から明かりが入ってくるので、重苦しい雰囲気ではありません。 大きすぎず小さすぎず、居心地の良い店舗です。

イスタンブール3

ランチは¥900です。 スープ、サラダ、エクメック(ピタパン)とメインという構成で、メインは3択。 スープはレンズ豆がどっさり入ってて、香辛料が効いてました。

イスタンブール4

この日のメインは、ビーフのドネルケバブ、魚のソテー、カリフラワーと挽き肉の煮込みの3種類。 ドネルケバブはトルコ料理のランチでは定番だけど、野菜が主役のメインディッシュは珍しいかも? と思って、カリフラワーにしてみました。 料理の名前は、カルヌバハル(karnibahar)。 
なるほど、zoomaniaはカリフラワーって一株買っても食べきれないことが多いので、あまり料理する機会が無いのだが、こうやって煮込み料理にすればいくらでも食べられそうだね。 カルヌバハルはあまりエキゾチックな香辛料の香りはせず、いつものミートソースをちょっとアレンジすれば自分でも作れそう。 今度暇な時にレシピを探してみよう。
白眉だったのは、写真右上のフッカフカのパン、エクメック(ekmek)。 温かくて、肌理が細かくて、噛みしめるとほんのり甘い。 そういえば二丁目のアセナのエクメック(エキメキ)も、陶然とするほど美味しかったっけ
トルコ料理のパンって、なんでこんなに美味しいんだろ? 何かフランス人や日本人が知らない、特別な秘法でもあるのかしらん...? と考えてみたけど、おそらく理由は、レストランのエクメックがお店で手作りされるからでしょう。 焼き立てに優るパン無し!
イスタンブールのランチは、+¥300で飲み物が付いて、エクメック(もしくはピラフ)が食べ放題になります。 zoomaniaは腹9分くらいだったので、腹ペコさんはアップグレードすることをおすすめします。 +¥600だと、飲み物&エクメック食べ放題の上にデザートも付くそうなので、中東の激甘のお菓子が好きなむきは是非。    
| アジアランチ | 12:40 | comments(5) | trackbacks(0) |
千里馬 南翔小籠
今日は、成人の日とかで休日。 ブランチはミッドタウンの千里馬 南翔小籠で点心でも食べよう。

千里馬 南翔小籠2

と思ったけど、お昼の千里馬南翔小籠はセットメニューのみでした。 前回は麺とデザートのセットが1000円前後だった記憶があるけど、今日のメニューでは1000円〜1500円くらい。 れれ、値上がりした? それとも祝日メニューは、平日メニューとは違うの? む〜。

千里馬 南翔小籠

でも、今回は理想的なセットメニューを発見! 小龍包・半チャーシュー麺・点心・デザートで¥1580の、「小龍包セット」です。 そうそう、麺類や炒飯を一人前と小龍包の両方は食べきれないので、こういう少量ずつのセットメニューがあると嬉しいなあ、とzoomania常々思っていたのです。 きっと同じような要望が多かったんだね。
点心は「生煎包」という、お店の看板メニュー。 一口サイズの肉まんで、底がカリッと香ばしく焼き付けてあります。 甜品(デザート)も胡麻団子と杏仁豆腐の二品が付く、甘党大満足のメニューでした。

ミッドタウンでは、zoomaniaの願いがもう一つ、天に届いていました。 ガレリアエリアにあった、とある激烈に不味い飲食店が廃業してたのだ。 zoomaniaは一度だけ行ったが、食べた料理を密かに「スパゲッティ・ペディグリーチャム」と命名。 あれは呆然とするくらい不味かったなあ...。 ともあれ、これでミッドタウンは人類にとって安全な場所になりました。(←言い過ぎ?)
もうじき開業二周年を迎えるミッドタウン、他にも以前はおにぎり屋さんだった店舗がソフトクリーム屋さんになってたり、新陳代謝が始まった模様。 こういうショッピングモールに出店する店って、大企業がバックについているせいか、華々しく出店する割には撤退の判断も早い。 当たらなかったり、ブームが去ったりすると、深追いせずにさっさと店をたたみます。 そう言えば赤坂サカスのとある中華料理屋さんも、開店からわずか半年あまりでおにぎり屋さんに宗旨替えしたしね。
そういうご商売って、zoomaniaみたいな古い世代の人間は「ドライだなあ」と思うのですが、まあ、モールが良い方向に変化するのは大歓迎。 次にどんな店が入るのか、楽しみにしていましょう。
| アジアランチ | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
青野
お正月明けの一週間、やっと終わった! 別に休みの間に仕事が溜まってzoomaniaの事を待っていた訳ではないはずなのに、なんやかやと忙しかった。 zoomania、今週は指紋が無くなるまで働いたぜ。

青野2

鏡開き(1月11日)の前日の土曜日、青野(赤坂7-11-9)ではお汁粉が振る舞われました。 zoomaniaももちろん仕事上がりに駆けつけて、ご馳走になりましたとも!
店内は、お客さんでいっぱい。 青野本店は赤坂でも繁華街を外れた住宅街にあるし、土曜日だったこともあり、家族連れが多く、とっても和やかなムードでした。 「赤坂お散歩手帳」のマコさんも一足早く来ていたらしく、ニアミス。
あれ、鏡開きのはずなのに、お店にはまだ鏡餅が飾ってあるよ? このお汁粉のお餅は、鏡餅ではないの?
店員さん:「これは、今朝つきたてのお餅です」
さすが青野さん、太っ腹〜。
赤坂には、和菓子屋の代名詞みたいな超老舗から新進気鋭のドーナツ屋さんまで、お菓子屋さんは沢山あるわけですが、地元で一番存在感があるのは、青野ではないでしょうか。 氷川神社のお祭り商店街主催の赤坂祭りなどのイベントに率先して屋台を出してお祭りを盛り上げたり、焼き菓子の売上げの一部を江戸型山車の修復事業のために寄付したりと、赤坂の街の活性化に尽力している企業です。 いやなに、お汁粉をご馳走になったからヨイショしてる訳じゃないけどね。 お店のホームページ内では店員さんのブログも読める、とってもフレンドリーな和菓子屋さんです。

青野

漉し餡とさっと炙ったつきたてのお餅の、濃厚な御膳汁粉です。 ウマ〜。
お手軽な懐中汁粉も便利だけど、フレッシュなあんこで作るお汁粉はまた格別。 

青野3

という訳で、漉し餡購入。 青野では、あんこを500gから量り売りもしています。 500gで¥840、写真は700gくらい。
あんこは生鮮食品なので(賞味期限は5日後)、とりあえず小分けにしてラップに包んで冷凍庫へ。 あ、いいこと思いついた! 凍ったままお弁当と一緒に仕事に持って行けば、zoomania職場でもお汁粉が食べられるんじゃない? 来週試してみよう。
| 和おやつ | 16:39 | comments(4) | trackbacks(0) |
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