赤坂通りのスペインバル、自家製生ハムで有名な
グランビアが、同じ通り沿いでお引っ越し。 Jamoneria y Bar Gran Via(赤坂6-4-21)から、 Cerveceria Gran Via(赤坂6-4-15)にリニューアルしました。
飲食店が広い店舗に引っ越すのは、お料理が美味しい証。 早速お昼を食べに行ってみよう。
場所は、以前は
ピザ屋のSavoiaがあった所です。
以前のグランヴィアは中の様子が分からない地下の店舗で、夜しか営業していなかったと記憶している。 下戸のzoomaniaには敷居が高く、行く機会が無かったのだが、新しい店は2面が大きなガラス窓で、ランチ営業も生ハムの販売コーナーも有り。 ぐっとフレンドリーです。
インテリアは、古そうな木の梁にハンドペイントの陶器のランプシェード、重厚な革張りの椅子など、スペインの田舎風?
ランチは¥1000で、メインは煮込みハンバーグ、ロールキャベツ、魚のムニエルの三択。 まずは野菜スープ。
メインはロールキャベツにしました。 トロットロに煮込んだロールキャベツに酸味の効いたトマトソース、付け合わせもソツが無くて美味しいんだけど...。
つまんないの。
zoomaniaは自家製生ハムを食べてみたかったのに。
プラス¥200でランチについてくる白飯orパンをパエリアと取り替えてくれますが、個人的には前菜に生ハムを一切れか二切れ付けてくれた方が、ずっと嬉しいぞ。
でもさ、グランビアに限らず、看板料理をランチでは出さないレストランって多いよね。
骨付きカルビの煮込みがウリなのに、ランチメニューはビピンパだったり、
ブロシェット(フランスの串焼き)の店なのにお昼はカレーだったり、
モッツァレラチーズの専門店なのにランチはボロネーゼのスパゲッティだったりと、夜の料理は専門性が高いのにランチメニューはひどく凡庸な店。 一体なぜ?
コストとか手間とか、色々事情はあるのだろう。 でも「夜のお客は、目的意識を持って食べにくるお客。 でも昼のお客は、お腹を満たしたいだけの近所のサラリーマンだから、万人受けする最大公約数的な料理を出しとこう」という思想の元に営業してるんじゃないかな、とzoomaniaは思う。
商売としては、その方が儲かるのかもしれない。 でも、まずはランチでお店を下見し、美味しかったらディナーにも行く、というzoomaniaみたいな慎重な客は、取りこぼしていると思うぞ。 そもそもカレーやボロネーゼみたいな、自分で作ってもそこそこ美味しく出来る料理は、わざわざ外で食べようとは思わないもん。
せめてグランヴィアの生ハムをおやつに食べようとテイクアウトをお願いしたら、販売コーナーの営業は夕方5時半以降とのことでした。
なーまーはーむー。 zoomania不完全燃焼のお昼ご飯でした。
古い方の店舗の写真も、記念に一枚。 ともあれ、移転おめでとうございます。