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亀屋陸奥(京都)
zoomaniaは松屋常磐の味噌松風が大好き。 甘い味噌が塗られたカステラのようなお菓子で、それはそれは美味しい。 今回の京都旅行ではもちろんお店まで買いに馳せ参じましたが、残念なことに松屋常磐の味噌松風の賞味期限は3日と短い。 もっと長く味噌松風を楽しみたい! 
という事で、旅行中はデパ地下にも行ってみました。
京都の一番賑やかなエリアにある高島屋大丸には、地元京都の有名どころのお菓子屋さんが多数出店しており、とっても便利! 

味噌松風

で、そのどちらかで見つけたのがこちら、亀屋陸奥の味噌松風です。 賞味期限は10日間。 贈答用の箱に入ったのもあるけど、徳用袋を買ってみました(たぶん¥630)。
松屋常磐の味噌松風は自分で切らなければならず、しかも上手に切らないと表面の美味しい味噌が包丁にくっついてしまう。 でも亀屋陸奥の徳用味噌松風は、すでに切り分けられた状態で袋に入っています。 職場のおやつには、こっちの方が便利。
松屋常磐と亀屋陸奥の一番の違いは、テクスチャーです。 松屋常磐はしっとりとしたカステラ風なのに対し、亀屋陸奥のはパンのようなコシがある。 そうね、例えるならフォッカッチャに良く似ています。 味も亀屋陸奥の方が甘さ控えめで、お菓子よりパンに近い印象。 てっぺんに散らしてあるのも胡麻じゃなくて芥子だし、一口に味噌松風と言っても、店によって解釈が違うんですね。 う〜ん、色んなお店の味噌松風を食べ比べてみたくなったぞ。
亀屋陸奥の味噌松風、職場でも大好評。 10日ももたず、あっという間に食べちゃった。 お店のホームページを見ると、贈答用の箱入りのなら取り寄せも可能みたいです。 
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| 番外編おやつ・他県 | 15:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
孫

zoomaniaが美味しい中華料理を食べたい日にやってくるのはここ、(赤坂2-15-10)です。
木須肉青椒牛肉絲などの定食や担々麺、どれを食べても美味しかった。
今日は五目かた焼きそば¥1260にしてみました。 メニューには「10食限定 早い者勝ち」と書いてあるので、お昼の看板メニューみたいです。  

五目かた焼きそば

わ〜! なんともダイナミックな姿のかた焼きそば! でも餡の味付けは繊細です。 そう、孫の料理の美味しさって、上品かつダイナミック、のバランスの妙にある。 
海老やイカの火の通し加減が絶妙です。 お、珍しい金針菜(百合のつぼみ)が入っているよ。 今日も美味しいランチが食べられて、大満足。 

ココナッツプリン

今日のデザートはココナッツのプリン。 急須にたっぷりのお茶も美味しいし、食後にのんびりしたいところだけど、ここは昼はすぐに満席になる人気店。 廊下に次のお客さんが待ってる気配がするので、早々に引き上げました。 とっても地味な店構えなのに、皆美味しいお店を良く知ってるよね。 

HSBC

さて、赤坂通りの凸凹ガラス張りビルが今日オープン。 一階は外国の銀行です。 この寒空にお姉さんがチラシを配ってるので、一部もらってみました。
お姉さん:「本日オープンしました。 よろしくお願いします。」
が、チラシを読むと...「いよいよ、日本でも。 1,000万円以上のお客様のための専門銀行、始まる。」とある。 
ん〜、街頭でのチラシ配りは、この際効果的な集客方法なのかな...。 
| アジアランチ | 14:09 | comments(2) | trackbacks(0) |
しな川
今日は無性に天丼が食べたい気分。 が、一人前の天丼を食べたら、zoomaniaメタボリックシンドローム教の神の怒りに触れるだろう。 天丼とうどんのセットなら、まだ罪は軽いんじゃない?

しな川

赤坂通りのしな川(赤坂6-3-1)に来てみました。 ampmの地下です。

しな川2

メニューはこんな感じ。
中は、全部お座敷です。 大きな座敷をふすまで仕切って3室くらいに分けてあり、長いテーブルで皆で相席。 客層は100%男性です。 そう、女性は必ずしも昼から靴を脱いで座敷でくつろぎたいわけじゃないんだよね。

しな川3

氷見うどんとかき揚げのセット¥1000。 かき揚げの具は海老とイカです。 与太呂のサックリと軽いかき揚げと比較すると、ちと重い。 関西風と江戸前の違い?
氷見とは、富山県の港町だそうです。 うどんは細めでコシがあり、美味しかったです。 Wikiを読むと、氷見うどんの特徴は魚醤(いしる)を使うことだそうですが、zoomania気がつかずに食べちゃったな。
夜は氷見の魚が食べられるそうです。
| 和ランチ | 13:22 | comments(3) | trackbacks(0) |
匠屋松兵衛
京都で遊び呆けて帰って来たら、赤坂では仕事がたまってました。 やれやれ、月末に休みなんかとるもんじゃないね。 昼休みはいつも外に食事に出掛けるzoomaniaだが、今日はそうも言ってられず。 お遣いのついでに、お弁当を買って帰りました。

匠屋松兵衛

外堀通りの向こう側、山王グランドビルの匠屋松兵衛(永田町2−14−2)です。 中で食べると高くつくけど、テイクアウトならリーズナブル。

匠屋松兵衛2

zoomania冷めた揚げ物が苦手なので、揚げ物の入ってないお弁当を選びました。 ずわい蟹のばらちらし¥700と、豚汁¥10。
寿司飯には人参とれんこんが入ってます。 一番小さな折を買ったのですが、おかずの下には寿司飯がぎゅうぎゅう詰まってて、見た目よりボリュームがありました。
| 和ランチ | 13:13 | comments(1) | trackbacks(0) |
松屋常盤(京都)
京都旅行最後の用事は、松屋常磐(京都市中京区堺町通丸太町下ル)。 zoomaniaのボスはここの味噌松風という、味噌味のカステラが大好物。 折に触れてわざわざ京都から取り寄せています。 今回zoomaniaが有給を使うにあたっては、ぜひお土産に、と頼まれたのだ。
zoomaniaも、味噌松風は大好き。 せっかくの機会だから、出来立てを食べよう!

松屋常磐

お店は京都御苑のすぐ近くの静かな住宅街にありました。 写真には写っていませんが、すぐ右手が堺町御門です。 

松屋常磐2

松屋常磐は完全予約制らしい...と聞いていたので、zoomaniaは2週間も前に電話でお願いしていました。 実際お店に行ってみるとショーケースなどは無く、座敷にはzoomaniaのお菓子が紙袋に用意されてポツンと置いてあるのみ。 なるほど、予約無しでは買えなかったことでしょう。
店内には、古い木型や、御所にお菓子を納めるのに使用していたというお重が飾ってあります。

松屋常磐3

せっかくの機会なので、上生菓子¥250も購入。 予約時にとくに種類をきかれなかったので、きんとん一種類のみらしい。
本来はお茶席の主菓子のきんとん、zoomaniaは帰りの新幹線の中でペットボトルのお茶と一緒に食べました。
聞きしに勝る柔らかさ! そっと運んだつもりなのに、隣同士でくっついてしまっています。 指では持ち上げられそうにないので、お箸で切り分けながら食べました。 きんとんとしての形を留めるには、ギリギリ上限の水分含有量なのではないでしょうか。
こし餡の中に小豆の形がしっかり残る粒あんが入っています。 サラサラと口溶けが良く、甘さは控えめでほとんど塩分を感じません。 このゆるくて上品な餡は、どこかのに似てるな...と思ったら、一幸庵でした。 なるほど、これが京都風のあんこなのですね。 美味しいなあ〜。

味噌松風

味噌松風(小)¥800の賞味期限は、3日間。 独特のネッチリしたテクスチャーと脂肪分の無いあっさりした味わい、何より味噌の香りが美味しい! 今週のzoomaniaの朝ご飯になりました。 

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| 番外編おやつ・他県 | 21:34 | comments(8) | trackbacks(1) |
御菓子司 中村軒(京都)
桂離宮

冬の京都旅行最終日、いよいよ桂離宮の参観です。 
桂離宮は、17世紀に作られた宮家の別荘。 真ん中の池を囲んで書院造りの母屋と茶室がいくつか建つ、日本一美しいと言われる庭園です。 zoomania3ヶ月も前に宮内庁に参観を申し込み、ずっと楽しみにしてました。
参観は庭を歩くのみ、建物の中には入れません。 宮内庁のガイドに引率されて、約1時間かけて庭を一周します。 解説付きなのは嬉しいのだが、のんびり立ち止まって写真を撮ったり、質疑応答したりする時間が無いのは残念。

桂離宮2

計算しつくされた庭園や茶室はもちろん素晴らしい。 でもzoomaniaはそれ以上に、木と紙で出来た、雨戸もサッシも無い建物が400年前と同じ姿で維持されていることに感動しました。 茶室のふすまなど、全て作られた当時のものだそうです。 zoomaniaはてっきり、庭にはレプリカを置いて、本物はどこかに保管してるんだろうと思ってた。 
桂離宮の維持・管理には、当然莫大な予算が割り当てられてるのだろうけど、これはやはり愛が無いと成し得ないことであろう、とzoomaniaは思う。 
第二次世界大戦中、ヨーロッパのとある教会ではステンドグラスが空襲で破壊されないよう、ガラスを一片ずつ外して保管していた、とか、中国の内戦の際、中華民国政府は故宮博物院の膨大な宝物を、一つも壊すことなく北京から台湾まで運んだ、といったエピソードにzoomania凄く弱い。 宮内庁の中の話ってあまり外に聞こえてくることはないけど、桂離宮の維持に関わる人達も、語るべき逸話を持っているのではないかな。
また別の季節にもぜひ来てみたい! と思いました。

さて、今回の旅行記では何度も書いてることだが、京都って東京よりもずっと小さいです。
地図で見ると、桂離宮があるのは京都の南西の街はずれ、桂川の向こう側。 別荘と言うからには、東京→葉山くらいの距離かしらん、とzoomania思っていた。 きっと京都の人にとって桂川を渡るのは、東京の我々が多摩川を渡るような感覚であろう、と。
で、当日は小旅行のつもりで特急電車に乗ったら、ものの5分で桂駅に着いてしまったんである。 (ちなみに帰りはバスに乗ってみたら、桂離宮→京都駅間は20分でした) ガイドブックはきちんと読んだ方がいいですね。

中村軒

予定より1時間半も前に到着してしまったけど、大丈夫。 桂離宮の前には中村軒(京都市西京区桂浅原町61)があります。   
写真には写ってないけど、すぐ左手には桂川が流れています。

麦代餅

中村軒のラインナップは、麦代餅に代表される庶民的な朝生菓子。 白いきんつばも美味しそう。

中村軒2

喫茶室もあります。 土間の緋毛氈を敷いたベンチで、囲炉裏にあたりながらお菓子を食べるもよし、奥の座敷で庭を見ながら軽食をとるもよし。 zoomaniaは座敷で参観までの1時間半を潰させてもらいました。

お雑煮

zoomaniaが是非食べてみたかったのがこれ、お雑煮¥787。
zoomaniaは関東生まれなので、お雑煮といえばすまし汁に焼いた角餅、具は三つ葉にかまぼこなどがスタンダードです。 京風の白味噌雑煮を食べるのは生まれて初めて。 というより、余所の土地のお雑煮を食べること自体、初めてだ。

お雑煮2

使用しているのは山利の白味噌だそうです。 具は丸餅が2つと、里芋に味が似てる「頭芋」です。 たっぷりの削り節を食べる直前に入れる。
甘〜い味噌汁を想像してたのだが、そうでもないです。 上質なポタージュみたいに滑らかでコクがあって、実に美味い。 zoomaniaこれなら毎日でも食べたいかも。 このお味噌は、東京でも手に入るのかしらん?

お店のホームページを見ると、夏の葛切りやわらび餅も実に美味しそう。 次回は新緑の桂離宮と中村軒のわらび餅、なんていいかもね! 



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追記:zoomaniaの師匠、あんころりんさんの中村軒の記事はこちら。 白味噌餡の串団子、ぜんざい、生麩餅の画像も生唾モンです。(2008.2.8)
| 番外編おやつ・他県 | 18:52 | comments(6) | trackbacks(2) |
虎屋菓寮(京都)
虎屋

京都旅行2日目のおやつは、虎屋菓寮京都店(京都市上京区一条通烏丸西入)にお汁粉を食べに行きました。 
今でこそ赤坂に本店を構える虎屋ですが、それは東京遷都の際に明治天皇に随行して来たからであり、もともとの本店は京都です。 
写真右の道路の突きあたりが、御所を内包する京都御苑です。 なるほど、これはスープの冷めない距離、もとい虎屋饅頭の冷めない距離だ。 

虎屋2

白小倉汁粉¥1155。 同じものは赤坂店でも食べられますが...

虎屋3

京都の虎屋菓寮はこんなに素敵! 庭の木はモミジです。 秋に来たらさぞかし美しいことでしょう。 
お店では着物姿のマダム達がお喋りに興じています。 彼女達の柔らかい京都弁を聞くともなく聞いてると、ああzoomania異国の地に来たのだなあ...と思う。 

京都御所

さて、御苑の中の京都御所は今も宮内庁の管轄で、桂離宮と同じく、事前に申し込みをしないと中は見学できません。 が、せっかくなので周辺を歩いてみました。
皇居がお堀によって外界から隔絶された小高い土地であるのに比べ、京都御所はフラットでアプローチしやすい。 周辺も、皇居は片道5車線もある幹線道路(内堀通り)に囲まれており、徒歩での外出は非現実的。 頑張って近所に出掛けたとしても、そこにあるのは永田町だの霞ヶ関だの、およそ人の暮らしとはかけ離れた街です。 それに比べて京都の御所なら、烏丸通りをひょいと渡れば虎屋菓寮でお汁粉を、丸太町通りを渡れば松屋常磐の味噌松風を食べられるのだ。 こっちの方がずっと住みやすそう。 
御所の周辺なんて、さぞかし高級な土地だろうと想像していたのだが、実際に歩いてみると普通の住宅街で、小間物屋さんや八百屋さんもあります。 神ならぬ人間である身の現代の天皇には、京都御所の方がずっと似つかわしいお住まいではないかと、zoomania思う。 東京の首都機能を分散させる必要があるのなら、まず皇族ご一家を京都に帰して差し上げたら良いと思うのだが、どうだろう? 

などと考えつつ歩いていたら、いつの間にか御苑を縦断。 やっぱり皇居よりずっとコンパクトです。 寺町通りの骨董店やお茶道具屋さんのウィンドウを眺めつつ、賑やかなエリアに戻ってきました。 明日はいよいよ桂離宮の参観です。

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| 番外編おやつ・他県 | 18:16 | comments(3) | trackbacks(1) |
露庵 菊乃井(京都)
六波羅蜜寺

冬の京都旅行2日目は、六波羅蜜寺に空也上人像を見学に。 歴史の教科書で見た、お坊さんの口から小さな阿弥陀如来が6体吹き出してる、あの像です。 想像してたより小さいけど、草履履きの小さな足がぐっと地面を踏みしめる様は、今にも歩き出しそう。 げっそりと肉が落ちた頭蓋と胸が、厳しい修行生活を伺わせます。
空也上人は、高貴な生まれにもかかわらずその地位を捨てて出家、庶民に布教する生活を選択。 野の動物と親しんだ...という逸話は、アッシジの聖フランチェスコによく似てるよね。

六波羅蜜寺から清水の瀬戸物屋さん通りをブラブラ、祇園のお土産屋さんを冷やかして、四条河原町に戻ってきました。 京都の街は、zoomaniaが思っていた以上にコンパクト。 健脚のむきなら、端から端まで歩けることでしょう。
沢山歩いたら、お腹が空いた。 今日のお昼は、豪遊!

露庵菊乃井

菊乃井は京都に2店、東京の赤坂に1店を構える有名な料亭。 ご主人もTVの料理番組に出演したり本も多数出版している有名人で、デパ地下にもお惣菜屋さんを出店している。 赤坂店がミシュランで二つ星を獲得したのも、記憶に新しいところです。 現在、名実共にトップの日本料理店の一つでしょう。
実は赤坂店はzoomaniaの職場のすぐ近所なのだが、残念ながらランチ営業をしていません。 晩御飯を食べに行くには、いかにも敷居が高い。 でも行ってみたいよう、菊乃井! という訳で、この機会に本拠地京都で食べて参りました。
と言っても東山の菊乃井本店じゃなくて、カジュアルなカウンター席のある木屋町の割烹、露庵菊乃井(京都市下京区木屋町四条下ル)。 昼懐石の一番お安いコース、¥4200です。 予約無しで行ったのですが、カウンターの端っこに座れました。 
さあ、今日のランチは写真が多いぞ。
 
菊乃井2

手前は右から:白身魚の雲丹和え、鮪の角煮、くわい、サーモンの手鞠寿司。 中央の黄色いのは、魚のすり身のお料理、奥の小鉢に入ってるのは数の子のみぞれ和え。 白身魚と数の子が絶品でした。

菊乃井3

お造りの鮪は、鮪の稚魚だそう。

菊乃井4

湯葉饅頭、中は椎茸。 生姜の効いた餡が美味しい。

菊乃井5

聖護院大根、イカ団子と厚揚げの煮物。 出汁がすこぶる旨い。

菊乃井6

海老、鯛、舞茸、椎茸などの天ぷら。 右上の白くて丸いのは、酒粕の天ぷらです。 珍しいでしょ?

菊乃井7

小柱のご飯と味噌汁。 味噌汁の具は菜の花、小芋、小豆。 甘い白味噌を少々の芥子が引き締めてます。

菊乃井8

デザートは果物の桂花陳酒ゼリーがけ。 
お茶は、京番茶という、独特のクセのある焙じ茶でした。 最初は焦げ臭く感じるけど、慣れると美味しいです。
お料理もサービスもお店のしつらえも大満足! が、友人を連れてもう一度来るかと問われると、ちょっと困る。 お店の中は申し分ないけど、外に難があるのだ。 
この露庵菊乃井のある木屋町は、鴨川のすぐそばで四条通りからちょっと入ったとこ、と言うと聞こえは良いが、どこからどうみても風俗街なのだ。 いかがわしい店やホテルが沢山軒を連ねており、街並みの写真を撮るのがはばかられるような街なのでした。 
菊乃井の赤坂店も、赤坂の表通りから一本裏道に入った静かなところ、と言うと聞こえは良いが、実はラブホテルの真向かいに建っている。 京都のお上品な料亭が、なんだってわざわざこんなロケーションに...とzoomaniaずっと思っていたのだが、あえてそういう場所を選んで出店してるんですね。 
どちらも、フランスの二つ星レストランが日本に出店するとして、絶対に選ばないであろうロケーションだ。
なんだかなあ。 日本の大人の社交場とは「清濁併せ呑む」場所である、という事なんですかね。 ここでフランスの高級レストランの役割と、日本の料亭の役割の違いを考察したい誘惑にかられるが、こちとら旅の空。 日仏比較文化論は、また次の機会に。 



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| 番外編おやつ・他県 | 18:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
今宮神社 一和(京都)
東京の中心地・赤坂にいると、江戸時代から現代までは地続きなのだなあ、と実感できるものです。 江戸城の外堀があったのが、現在の赤坂と永田町の間のその名も「外堀通り」。 zoomaniaの職場のある場所は、ナントカ大名のお屋敷のあったところ。 近所には今も、あまりの悪路で町人がよく転んだという「転び坂」やら、牛が勾配に苦しんでモ〜と鳴いた「牛鳴き坂」やらがあり、歩くのに苦労するのは現代人のzoomaniaも同じ。
が、それ以前の歴史となると、あんまり実感がわかないんである。 平安時代なんて、日本史の授業では習ったけど、zoomaniaにとって外国の話と同じくらい遠い...。 

今宮神社

当たり前の話ですが、京都には平安時代から続く神社仏閣やら飲食店がゴロゴロあります。 zoomania994年に平安京で流行った疫病を鎮めるために建立されたという、今宮神社にお参りに来ました。 
神様こんにちは、どうぞ旅の間zoomaniaをお守り下さい。

いち和

とか言いつつ、zoomaniaの本当の目的はこちら。 名物のあぶり餅です。 
参道を挟んであぶり餅屋さんは2軒あるのですが、zoomaniaは一文字屋和助(京都市北区紫野今宮町69)、通称いち和さんに入ってみました。 こちらも今宮神社と同じくらいの歴史のあるお店です。
今宮神社があるのは京都の中心地から北西に外れたところ、静かな住宅街です。 zoomaniaのような観光客も多いのですが、近所の小学生があぶり餅を買いに来たりもする。 テイクアウトは3人前からなので、きっと家族とおやつに食べるのでしょう。 ホカホカの包みを抱えて、嬉しそうに走って帰る。 この子たちは、このお店が1000年も前からここにあるって知ってるのかな。 こういう土地で育つと、きっと歴史に対する距離感が違うよなあ...とちょっと羨ましい。

あぶり餅

きな粉をまぶした小さな餅を、炭火で焙って甘い白味噌のタレにドボン。 15串一皿で¥500です。 

あぶり餅2

香ばしくて甘くて、実に美味い。 15本と聞くと多そうだけど、次から次とあっという間に食べてしまいました。 zoomaniaもっと食べられるな...と、お向かいのかざりやさんにハシゴする誘惑にかられたが、止めておきました。 また次回、京都に来る際の楽しみにとっておかなきゃね。



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| 番外編おやつ・他県 | 18:01 | comments(1) | trackbacks(0) |
やお屋の二かい(京都)
錦市場

冬の京都旅行、初日のお昼にやって来たのは、錦市場です。 神社仏閣より、食べ物優先なのがzoomaniaのzoomaniaたる所以だ。
お茶屋さんが店先で茶葉を焙じる匂い、漬物屋さんからはすぐきの匂い、いやあ楽しい! 麩饅頭や生ゆばもお土産にしたいけど、日持ちしないしなあ...。

かね松

さて、錦市場のかね松さん(京都市中京区錦小路通柳馬場西入)。 京野菜を商う八百屋さんですが、二階を「やお屋の二かい」、向かいの店舗を「やお屋のはなれ」と称して、お昼を食べさせるお店もやっています。

やお屋の二かい

ご長寿ランチ¥2100。 左下の漬物から時計回りに:百合根と梅肉入りご飯、牛蒡と京人参のきんぴら、水菜とお揚げのたいたん、ほうれん草と菊菜のみぞれ和え、麦味噌汁、との芋の唐揚げ、です。 おかわりのご飯は白飯&ちりめん山椒でした。 
どれも美味しいのですが、塩で食べる「との芋」が絶品! 里芋よりはホクホク、じゃがいもよりはネッチリのテクスチャーで、実にzoomania好み。 帰りにお店で現物を見学しましたが、グレープフルーツくらいの大きさのお芋でした。 京野菜って、「いもぼう」で有名な海老芋、お雑煮にいれる頭芋など、里芋の亜種がいろいろあるみたい。 

やお屋の二かい2

デザートはシャーベットかくず湯の二択。 雪の降る寒い日だったので、迷わずくず湯にしました。 たっぷりのおろし生姜をよく混ぜて飲む熱々のくず湯、とっても体が暖まりました。 こんなお店が近所にあったら、zoomania簡単にベジタリアンになれるんだけどな。



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| 番外編おやつ・他県 | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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