今日は赤坂1丁目に越境ランチ。 5丁目勤務のzoomaniaにとって、この辺りはすでに「六本木」。 全く土地勘が無いです。 アメリカ大使館の周辺はおまわりさんだらけでモノモノしいが、歩いてみよう。
裏道にチャーミングなビストロ発見。 けるぼぬーる(赤坂1−8−14)という店です。
ランチメニューはこんな感じ。 遅い時間だったので、魚料理が売り切れてました。
zoomaniaはハンバーグのトマトソース¥1500を注文。 肌理が細かくて柔らかい。 中心がピンク色の焼き加減が絶妙、なかなか家庭料理ではこうは出来ないんだよね。
付け合わせはクラシカルなニンジンのグラッセとポテトフライ、主食はパンかライスを選びます。 子供の頃に、両親に連れられて生まれて初めて行ったフランス料理屋さんを思い出すなあ。
デザートは苺のアイスクリーム、林檎のコンポート、チョコレートケーキをほんの一口ずつ。 コーヒーはおかわりを注いでくれました。
お店はテーブルが5〜6卓にカウンター席が6席くらい、居心地の良いサイズ。 昼でも照明は暗めで、落ち着いた雰囲気です。 BGMはジャズのスタンダードナンバー。 お、「Cry me a river」だ。 良い曲だよね。 オリジナルはジュリー・ロンドンらしいけど、ダイアナ・クラールのバージョンもイイ。
「Cry me a river」は、ヨリを戻したがっている元恋人に対して、女が「今でも愛しているというのならここで泣いて見せろ、私はあなたが出て行った後、涙が川になるほど泣いたんだから」...という歌。 zoomania若い頃は、これは女が元彼を門前払いする歌だと思っていたが、どうやら違いますね。 これは戻って来た不実な恋人を許す前に、女が拗ねてみせてる歌です。
だって女子は、1ミリも未練が無い元彼から連絡があっても、わざわざ会って話を聞いたりしないものである。 時間の無駄だし、鬱陶しいだけ。100歩譲って、会って話をしたとしても、既に終わっている男に対して「あなたに捨てられて、泣き暮らしていたのよ」なんて口が裂けても言わない。 「○○君も、早く新しい彼女を見つけて幸せになってね!」ってなもんである。
昔の恋人達には、どこか遠くの街で幸せに暮らしていて欲しい...そう、火星あたりで。 っていうのが女子のメンタリティではないでしょうか。 zoomaniaも、ラブソングの行間が読める歳になったんだねえ...って、あれ、午後の仕事は何だっけ?
ランチからあまり居心地の良すぎる店も、考え物です。 けるぼぬーる、次回はデートで来ようっと。