職場の頂き物、Ferrero Rocher(フェレロ・ロシェ)のチョコレート。 いつもありがとうございます。
イタリアのチョコだが、割とどこのスーパーでも置いてるのでわざわざ買った事はなかったな。 改めて食べてみると、結構凝った造りだ。 丸のままのヘーゼルナッツ、Nutella(ヘーゼルナッツとチョコのペースト)、ウエハース、砕いたヘーゼルナッツ入りのミルクチョコ、と4層構造。 シャクシャクと軽い口当たりなので、二つ三つと食べてしまったが、一個75kcalです。
さて。 zoomaniaは「一石二鳥」が好きではない。
なんか貧乏臭いじゃありませんか、「一石二鳥」って。 モノに関していえば、一石二鳥グッズって得てして「二兎を追うものは一兎をも得ず」になりがちだ。 リバーシブルでなおかつカッコいい服なんて見た事ないし、スイスアーミーナイフの七つ道具は全部使いにくい。 プリンタ兼コピー機兼ファックスは、マニュアルが分厚すぎて読めない(あ、これはzoomaniaが悪いのか?)
モノよりタチが悪いのは思想だ。 一石二鳥の思想は言い訳臭い。
例えば「エコロジーかつエコノミー」の信奉者たち。 彼らはもしエコロジーとエコノミーが両立しない局面が生じたら、どちらをとるつもりなのだろう。 例えば再生紙のトイレットペーパーがバージンパルプのより高かったら、それでも買う? 「高くつくくらいだったら、エコロジカルじゃなくていいです」なんて言うくらいなら、最初からエコロジストぶらないで欲しいよな。 エコロジストは「私は自然環境を守るためなら大枚をはたく準備がある」と言えれば本物だ。 あるいはエコノミーが善である、と信じているのであれば「だって環境にもいいしぃ」なんて言い訳せずに、「私は無駄遣いしないんです」と言って堂々と節約に励めばいいではないか。 皆、自分の信念を堂々と宣言しようよ、保険かけてないで。
そしてzoomaniaが一番うさん臭いと感じるのが、嗜好品の健康効果をうたう輩。 いわく「和菓子は美味しい上、洋菓子より脂肪分が低い」「粒あんは美味しい上、こしあんより食物繊維が豊富」「チョコレートは美味しい上、ナントカポリフェノールを含有している」。 甘党を代表して言わせてもらうが、真の甘党は洋菓子の代替品として和菓子を食べることは、決して無い。 真のシュークリーム欲はシュークリーム以外の何物をもってしても満たせるものではない(断言)。 本当はシュークリームが食べたいのに代わりに大福を食べてる人がいるとしたら、彼(彼女)は本物のシュークリーム・ラヴァーでは無いし、それは大福に対して失礼というものだ。 粒あんの食物繊維にしたって、便秘解消を目的にオハギを食べる人なんていないぞ。 アンコファンは厳然と「粒あん派」「こしあん派」に分かれるものであり、その偏愛っぷりといったら、たかだか食物繊維の1gや2gで揺らぐものではない。 ナントカポリフェノールに至っては、猫の目のようにコロコロ学説を変える栄養学者たちが、明日「やっぱりチョコレートにポリフェノールはありませんでした」と発表したら、チョコホリックはチョコを食べるのを止めるとでも言うのだろうか? zoomaniaは止めないよ。 だってzoomaniaはチョコが美味しいから食べてるんだもん。 嗜好品を食べるのに、快楽の追求以外に目的なんか、無い。 それが嗜好品というものだ。 皆、そろそろ言い訳せずに快楽をエンジョイする事を自分に許そうじゃありませんか?
zoomaniaが全く賛同できない思想↓
チョコレート・ダイエット