「赤坂おやつ三昧ランチブログ」はお陰様で開設三か月を迎えました。 ばんざ〜い。 節目の日に相応しい、泣く子も黙るおやつを、ということで本日は
ピエール・エルメ パリのミルフイユです。
赤坂エリアで一番「権威ある」&「カッティング・エッジを行く」お菓子屋さんは東の
虎屋、西のピエール・エルメ、でしょうか。 一番愛されてる、とは違う価値基準だけどね。
ホテル ニューオータニの四谷側の入り口近く、
パティスリー サツキに間借する格好で、まるで宝石のようにショーケースにうやうやしくケーキを並べてます。
今日はチョコレート&キャラメルのフェアー、その名も「100%プレニチュード」の初日。 せっかくなので常設のミルフイユと新作と、食べ比べてみました。(もちろん半分ずつよ) エルメさんゴメンナサイ、職場に皿が無くてコピー用紙の上で食べました。
手前がいつものドゥミルフイユ¥630、奥が期間限定のミルフイユ・プレニチュード¥735。 しっかり焼いてあるパイ生地が秀逸です。 やっぱりバターからして日本のとは違うのかしら? 「1000枚の葉」ならぬ「2000枚の葉」というだけあって、フォークを入れると薄い層がはかなく崩れます。 表面はパリパリのキャラメル(キャラメリーゼだっけ)が施してあり、食感がグー。 間のクリームはヘイゼルナッツ風味です。
奥のミルフイユ・プレニチュードは同じパイ生地に、チョコレートムースと、羊羹状のキャラメルが挟んであります。 アメリカのお菓子でキャラメルって言ったらドロリとして強烈に甘いモノなので、良い意味で期待を裏切られた。 作り方の想像もつかないや。 トッピングのチョコレートは酸味と塩が効いてて、油断して食べるとびっくりする。 「チョコとキャラメルだからって、子供のケーキじゃないぜ」ってメッセージですかね、エルメさんの。
ケーキ二切れで¥1365。 でも私は高いとは思いません。 薬価に開発費が上乗せされるように、本の値段に著作権料が含まれるように、新しい食べ物を創造するのにお金がかかるのも当然の事。 ケーキ文化の最先端を知りたい皆様、100%プレニチュードは11月5日までやってます。
スイーツ・トレンドブック