ハワイ旅行3日目は、アラモアナSCの裏手に新しく出来た
Walmartに行ってみました。
ウォルマートとは、言わずとしれた世界最大の小売りチェーン。 最近では日本の西友を傘下におさめたことで話題になったのが記憶に新しいですね。 衣料品、家庭雑貨、車用品、医薬品、化粧品...生鮮食品以外の物なら何でも売っており、とにかく広い。 外国のスーパーマーケットって、何て楽しいんだろ!
向こうの壁が見えない程広いっ!
まずは入り口の
L&L ハワイアン・バーベキューで腹ごしらえするとしよう。
L&Lは「プレートランチ」と呼ばれるハワイのファストフードのチェーン店で、ガイドブックには必ず名前が載っているような有名店です。
プレートランチの構成は、白飯・マカロニサラダ・おかずが一品。 ハンバーグ&目玉焼きの「ロコモコ」が看板料理みたいですが、zoomaniaはガーリック・アヒ$5.75にしました。
ニンニクが効いた油でソテーしたキハダマグロにマヨネーズソースが添えてあり、ご飯がモリモリすすみます。 ご飯とマカロニサラダはアイスクリーム用スクープで盛るので密度が高く、見た目よりお腹いっぱいになる。 ちなみに写真の量でミニサイズ。 レギュラーサイズを注文すると多分この倍量が来ると思われます。 一緒に買ったリプトンの緑茶も710mlという大容量で、しかも何故か柑橘味で砂糖入りでした。 ふぅ〜、毎日お腹いっぱいだぜ。
ウォルマート内には他にもスターバックスやアイスクリーム店のコールド・ストーン・クリーマリーなども入ってました。
「アラモアナのブランド店ならともかく、スーパーなんかでいったい何を買うの?」という読者もいるかと思うので、今回のzoomaniaの買い物の一部を公開。 他人の買い物自慢なんざ面白くないよ、という方も、物価の参考にはなるかと思います。
写真の左上から時計回りに:
*サーモスの真空断熱フードジャー$16.93
お弁当にスープや味噌汁などの汁物を持って行く時に重宝するかと思って。
*タイレノール(痛み止め)50錠入り$5.92
日本とハワイの物価は大して変わりませんが、薬はアメリカの方が断然安いです。 タイレノールは関節炎用、生理痛用、睡眠薬入りの夜用、小児用...など、用途別に細かく細分化されてました。
*マルチビタミン100錠入り$7.24
zoomaniaは普段サプリメントは摂らないが、後述のalliを飲むときは必須らしいので。 サプリメントもアメリカの方が安く、マルチビタミンも性別・年代別に細分化されてます。
*Burt's Beesのリップクリーム$3.17
お土産の定番。 パッケージが可愛い。
*不織布のエコバッグ$1
エコに協力しようと思って購入したら、丁寧にたたんで他の商品と一緒にレジ袋に入れてくれました(笑)。 エコはハワイではまだそんなに普及していないとzoomania見たぞ。
でもペットボトルのデポジット制度(売値に5セント上乗せして販売し、瓶を返却すると返金する仕組み)は始まってるみたいなので、日本より進んでいる部分もある様子。
*alli(アライ)120錠入り$69.87
ダイエット薬。 オルリスタットという成分が、食事の脂肪分のうちの25%の吸収を阻害するんだそう。 脂溶性のビタミンも排出してしまうので、ビタミン剤も一緒に摂るべし、とのことです。
*Crestの歯の漂白剤$33.98
薬剤の付いたシートを歯に一定時間貼り付けておくもので、コーヒーや赤ワイン、煙草などで着色した歯を白く戻してくれます。 確かに効果はあるんだけど、副作用で歯が一時的に知覚過敏になるのがちょっと辛い。
こうして見ると、薬関係の買い物が多かったですね。
アメリカは、良くも悪くも薬先進国。 FDAがアグレッシヴすぎるのか、日本の厚生労働省が慎重すぎるのか、意見は分かれるところですが、とにかく日本には無いモノが沢山あります。 そんなアメリカ国民はもちろん、薬やサプリメントの摂取に積極的。 ショッピングモールにはビタミン&サプリメントの専門店があるし、子供用のビタミン剤も沢山売ってます。
今回zoomaniaが「ええ〜、そんなことにまで薬を飲むの?」と思ったのは、
airborneという「体の免疫機能を高める」サプリメント。 飛行機や劇場などの人混みに出かける前に頓服して、空気感染する病気を予防しましょう、というもの。 日本なら「バランスのとれた食生活、マスク、手洗いを心がけましょう」で却下されそうな薬だ。
一番「ええっ! そんな薬まで処方箋無しで買えちゃうの?」とビックリしたのは、
PlanBという緊急避妊薬。 性交後72時間以内に飲めば妊娠を防げるという、俗にいうモーニングアフターピルです。 老婆心ながら、知識のない若者が濫用して体を壊したりしないか、心配。
まあ、アメリカは大統領選挙のゆくえによっては、妊娠中絶が非合法になるかもしれない国。 こういうオプションも必要なのかもねえ...と、政治問題まで考えさせられるショッピングだったのでした。